トレニアは小ぶりな花が可愛らしく、色とりどり花が花壇を賑やかに彩ってくれる人気の花です。
そして、栽培もとても簡単で、とても育てやすい植物なので、ガーデニングビギナーの方にもとってもおすすめです!
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トレニア
トレニアは夏の花として有名ですが、初夏から10月頃の秋口まで咲き続けるので長い期間楽しめる花です。
ピンクやイエロー、パープル、ブルー、ホワイトと数多くの色があるのも魅力です。
トレニアとは
・科名:ゴマノハグサ科
・属名:ツルウリクサ属
・原産地:インドネシア・ベトナム・アフリカ地域
・開花期6〜10月
トレニアはインドネシアやベトナムのアジア圏やアフリカ圏などに分布している一年草です。
およそ40種ほどの品種があります。
高温多湿にも耐え、耐陰性もあるのでガーデニング初心者でもとても楽に育てられるのが魅力です。
初夏から秋まで筒状のカラフルな花が咲き、その色合いもさることながら可愛らしい小ぶりな花も人気の一つです。
今特に人気なのが”サマーウェーブ”です。
吊り鉢にいれるとその魅力が更に上がります。
【サマーウェーブ】
育て方のポイント
タネ植え
4月下旬~5月に行います。
発芽の適温度が高めなので、春先暖かくなってからタネをまいてください。
覆土はせずに(土はかぶせない)、土の表面に置き、発芽を待ちます。
肥料
元肥には緩効性のタイプを与えて下さい。
追肥には液肥を使用し、窒素が少なめな物を選んで与えて下さい。
水やり
乾燥を嫌い、加湿気味な状態を好み、水分が不足すると調子を崩します。
プランターや鉢で育てている場合は、土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えて下さい。
ただ、あまり与えすぎると根腐れを起こすので、状態を見つつ与えてください。
置き場所
トレニアは丈夫な花なので、そこまで土の状態を気にしなくてもたくましく育ちます。
土の状態よりも、日当たりがよく風通しの良い場所を選んでください。
日光を好みますが、真夏の強い西日が直接当たらない方が元気に育ちます。
花がら摘み
こまめに花がらを摘み取ることで、多くの花を咲かせるほか、風通しが良くなり健康に育ちます。
切り戻し
6月・7月に弱ったり伸びすぎた花を摘み取り、茎を半分ほど切ってしまいましょう。
増やし方
6、7月に挿し芽を行うと増やすことが出来ます。
苗植え方法
・トレニアの苗
・花用の培養土
・緩効性肥料
苗植えの手順
まず苗植え用の、トレニアを選びましょう。
トレニアは、”日当たり”と”風通”しさえ整っていれば、あまり”土壌”にこだわる必要はありません。
肥料は緩効性肥料を入れ、その上に培養土を被せます。
そして、配置を決め植え付けるだけです。
植え付けの際は、小さい株でも少し距離を開けて植えてください。
数ヶ月後にはかなり大きく成長します。
2ヶ月後
まとめ
・日当たりと風通しの良い場所を選ぶ
・適度に花がら摘みと切り戻しを行う
・調子のくずした下葉は摘み取る
・植え付けの際は元肥に緩効性肥料を与える
・少し距離を開けて植え付ける