このペペロミア・アルギレイアは鉢植えでもハンギングでも楽しむことができます♪
比較的耐陰性があり、ポイントを押さえれば簡単に育てられるので、ビギナーの方にもおすすめです。
- ハンギンググリーンをお探しの方
- 育てやすい植物をお探しの方
- 耐陰性のある植物をお探しの方
Contents
ペペロミア・アルギレイア
ペペロミアとは
- 科名:コショウ科
- 属名:サダソウ属
- 原産地:熱帯アメリカを中心に熱帯地域・亜熱帯地域
湿潤な森の木漏れ日を浴びる環境で自生しています。
葉の形がコショウに似ている事から、ギリシャ語でコショウを意味する【ぺぺリ】から派生し、ペペロミア(コショウに似た)という名前が付けられた植物です。
- 茎立ちするタイプ
- 株立ち(叢生)タイプ
- ほふくタイプ
ペペロミア・アルギレイアは一本の茎の根元から複数の茎が分かれて立ち上がる「株立ち(叢生)タイプ」です。
一般的に「茎だちタイプ」と「ほふくタイプ」がハンギングに向いていると言われますが、このペペロミア・アルギレイアをハンギングにしても可愛いです♪
育て方のポイント
置き場所
強い光は苦手!葉焼けの原因になります。
直射日光が苦手なので、基本的にはレースカーテン越しの日光が当たる場所で管理しましょう。
夏場に屋外で管理する場合は、明るい日陰が適しています。
耐陰性もありますが、日照不足になると葉の光沢がなくなったり、斑入りのものは斑が薄くなる場合があります。
水やり
乾燥には強い植物!特に冬は乾燥気味に育てましょう!
春から秋の成長期には、土の表面が乾いたら鉢の底から水が流れ出るまでたっぷりと水を与えましょう。
冬は休眠期に入るので、過度な水やりは避け、鉢の中の土が乾いてから与えるようにしましょう。(土に指を挿してみると、乾燥状態が分かります。)
用土
土の加湿は根腐れの原因!
ペペロミアは水はけの良い土を好みます。
ご自身でブレンドする場合は、
赤玉土(小粒)、腐葉土、川砂を6:2:2くらいの割合がおすすめです。
肥料
基本的に肥料は必要ありません。
弱ってしまった場合や大きく成長させたい時は春先(4月頃)に緩効性肥料を与えましょう。
植え替え時期
鉢の底から根が飛び出していたら、植え替えのサイン!
根詰まりを起こしやすい植物なので、定期的に植え替えすることをおすすめします。
タイミングは、鉢の底から根が飛び出ているかどうかで判断します。飛び出ている場合は一回り大きい鉢に植え替えましょう。
冬越し温度
寒さに弱い植物!10℃以上を保てる暖かい室内で管理しましょう!
熱帯・亜熱帯地域で自生している植物の為、寒さにはとても弱いです。
冷え込みの激しい冬場は、窓の近くに置かずに部屋の暖かい場所へ移してください。
病害虫対策
風通しを良く、葉水することで予防!
葉が密集しているので、カイガラムシが発生する場合があります。
また、乾燥しているとハダニも発生する場合があります。
風通しの良い場所に置き、適度に葉水をすることで予防することができます。
増やし方
株立ちタイプであるペペロミア・アルギレイアは株分けで増やすことをおすすめします!
【株分けの手順】
- 鉢から抜いた株の土を3分の1ほど丁寧に落とす
- 変色して傷んでいる根があれば切り落とす
- 株分けし、もとの大きさの鉢にそれぞれ植える
まとめ
スイカ柄の葉が可愛く、育てやすいペペロミア・アルギレイアをご紹介しました。
- カーテン越しの陽が当たる場所が適している。
- 春〜秋は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える。
- 冬の水やりは控えめにする。
- 水はけの良い土を使用する。
- 成長や状態に合わせて緩効性肥料を春に与える。
- 鉢がいっぱいになったら、5月〜9月の暖かい時期に植え替えを行う。
- 冬場は最低10℃以上をキープする。
- 害虫予防で風通しの良い場所に置き、霧吹きをこまめに行う。
部屋の雰囲気に合わせ、鉢植えでもハンギングでも楽しむことができます♪