多肉植物

初めてアガベチタノタ買うならコレ!独断と偏見で選ぶおすすめの品種3選

最近よく、「初めてのアガベ チタノタを買うなら何がいいですか?」という質問をいただきます。

チタノタは今アガベの中でも特に人気があるので、1つは持っておきたいと思う方も多いと思います。

そこで今回は完全に独断と偏見ですが個人的にチタノタ買うならまずはこれがおすすめというチタノタの品種を3種ご紹介します。

この記事は動画でもご紹介しています。

チタノタってどんな種類があるの?

一口にチタノタといってもかなり種類が多く、見た目も結構異なります。

基本的な特徴としては、イカつい鋸歯です。

葉の形状や鋸歯のフォルムはものによって異なり、バリエーションはかなり豊富です。

ざっと挙げるだけでも…

  • アガベ チタノタ “農大No.1”
  • アガベ チタノタ “白鯨”
  • アガベ チタノタ “黒鯨”
  • アガベ チタノタ “姫厳竜”
  • アガベ チタノタ “レッドキャットウィーズル”
  • アガベ チタノタ “ホワイトアイス”
  • アガベ チタノタ “ソーラーエクリプス”
  • アガベ チタノタ “ブラックアンドブルー”
  • アガベ チタノタ “ブルー”
  • アガベ チタノタ “黒炎”
  • アガベ チタノタ “白炎”
  • アガベ チタノタ “ハデス”
  • アガベ チタノタ “シーザー”
  • アガベ チタノタ “スナグルトゥース”

etc..

などなどいろいろあります。

また名前がついていないものも多く、亜種や変種、交配種なども数多くあり集め出すときりがありません。

そのため自分が気に入った個体を選ぶ楽しさがあるチタノタですが、個人的に初めてチタノタを購入するならば、いきなりマニアックなものを購入するよりもまずは定番のものを選ぶことおすすめします。

理由としてはやはり何かあった時に情報が多くある定番ものが良いと思うのと、まずはチタノタらしいものを楽しみどんなものなのか知ってから色々手を出してみるのが良いのかなと思うからです。

またマニアックなものはかなり高額なのでいきなり手を出すのもあまりおすすめしません。

初めてアガベチタノタを買うならこの3種がおすすめ

そこで今回はチタノタの中でも特に人気がたかく、そしてチタノタらしいビジュアルを楽しめるものを選びました。

それが

  • 白鯨
  • 姫厳竜
  • ブラックアンドブルー

の3種になります。

それぞれどんな特徴があるのかとその見た目をご紹介していきます。

Agave titanota ‘Hakugei’ アガベチタノタ白鯨

まずご紹介するのが白鯨です。

幅広の葉に白い強烈な棘がつくのが特徴のチタノタです。

もともとアメリカからチタノタの中でこの白鯨の特徴であるトゲが白く長いものに日本人が白鯨と名付けたのが始まりと言われています。

ただ当時の白鯨はもう出回っておらず、現在は台湾で栽培されたものが日本に逆輸入されて入ってきています。

※なので今回ご紹介している白鯨は台湾産のものになります。

アガベ チタノタ白鯨の特徴

特徴はやはり白く長いイカつい棘、そして厚みのある葉です。

そしてこの幅広の葉が中心に向かって伸び、球状に生長していきます。

多く葉を展開させ、よりイカつくそしてボール状に育てることで格好良さがどんどん増していくチタノタだと思います。

ワイルドでカッコ良いチタノタをお探しの方にオススメのチタノタかなと思います。

また生長の様子も楽しめるので、これくらいの小さい株から育てていくのも面白いと思います。

Agave titanota ‘Dwarf ‘ アガベ チタノタ 姫厳竜

姫厳竜は個人的にチタノタの中でも格好良さの中にどこか可愛さも感じられる姿が好きでお気に入りのチタノタです。

名前に姫が付いていることや英名ではドワーフと呼ばれている通り、チタノタの中でも比較的コンパクトにまとまるチタノタです。

姫厳竜がどうやって生まれたのかなど詳しいことは分かりませんが、チタノタの矮性選抜なのかなと思います。

アガベチタノタ姫厳竜の特徴

前述したように、コンパクトにまとまるのが姫厳竜の1番の特徴です。

このコンパクトさに加えて葉は肉厚で丸みがあるので可愛らしい感じもします。

ただチタノタらしく鋸歯も大きくイカついのでワイルドさも兼ね備えたチタノタだと思います。

上手に育てれば美しい球状に育てることもできるので、こちらも育てがいのあるチタノタです。

格好良さだけでなく、可愛い感じの植物がお好きな方におすすめです。

Agave titanota ‘black and blue ‘アガベチタノタブラックアンドブルー

最後にご紹介するのはブラックアンドブルー です。

ブラックアンドブルー は多くのチタノタが自生しているメキシコオアハカ で作出された園芸品種です。

最近はあまり聞かなくなりましたが以前は生長しボール状にまとまることからブルーボールなんて呼ばれていたと思います。

知り合いのナーセリーもブルーボールと呼んでいました。

いずれにせよチタノタの中でも特に人気の高い品種の一つだと思います。

アガベチタノタブラックアンドブルーの特徴

ブラックアンドブルー はその名の通り、青みがかった美しい葉に黒い鋸歯がつくチタノタです。

先ほどもお伝えしたように辛めの管理をすることで美しいボール状にまとまっていくので、こちらも育てがいのあるチタノタだと思います。

小さい株から大きいものまで出回っているので、お気に入りの株を選んで、ぜひお迎えして欲しいチタノタのひとつです。

まとめ

今回は独断と偏見で選ぶ、まずチタノタを買うならコレ!という品種を3つご紹介しました。

個人的には白鯨がワイルド、姫厳竜がキュート、ブラックアンドブルー がエレガントの雰囲気を持っているように思っています。

ぜひ一度ご自身でもどのチタノタが好みか調べてみてください。

もちろん今回ご紹介したチタノタ以外にも多くのチタノタがあるので、それも含めて探してみると面白いと思います。