この記事ではアートのようなお洒落な葉を持つ観葉植物をいくつかご紹介します。
「これ本当に自然のもの?人工的に作られたんじゃないの?」なんて思ってしまうものをピックアップしました。
ぜひご自宅のインテリアに合う観葉植物を見つけてください。
本記事は動画でもご紹介しています。
Contents
ディフェンバキア・リフレクター
まずご紹介するのはディフェンバキアからこちらのリフレクターをご紹介します。
リフレクターは一枚の葉に三色の色合いが出現する珍しい三光斑(さんこうふ)になります。
模様はまるで迷彩柄のようです。
このまま眺めていても十分観賞価値がありますが、名前にリフレクターとあるように光を反射する姿はまた美しいです。
朝方に朝日を浴びている姿やライトに照らされた姿はハッとするほど美しいです。
ディフェンバキアは数多く種類がありますが、リフレクターは特に美しい種だと思います。
カラテア・マコヤナ
続いてご紹介するのは、カラテアです。
カラテアは、世界に300種類程度あると言われています。
葉には絵の具で描いたような鮮やかな模様が入り、鑑賞価値がとても高い植物です。
夜には葉を閉じる休眠運動という他の植物ではあまり見られない行動が見られますが、その姿が祈っているように見えることから「祈りの植物」と呼ばれることもあるそうです。
カラテアの魅力と言ったら、前述の通りまるで絵の具で描いたような、自然に入ったとは思えない葉の模様です。
種によって葉に入る模様や色合いは全然違ってくるので、色んな種を集めるのも面白いかもしれません。
そんなカラテアからまずはマコヤナをご紹介します。
カラテア、と言ったらマコヤナが思い浮かぶ方も少なくないのではないでしょうか。
カラテアの中でも代表種と言える種です。
黄緑色の楕円型の葉に深い緑の模様が入る品種です。
基本的には葉を鑑賞する植物ですが、初夏には花を咲かせます。
カラテア・インシグニス
インシグニスは、ランシフォリアの名前でも流通しています。
マコヤナとは違って細長く波打つような形の葉を持ち、矢羽根のような模様が入る品種です。
葉の裏側は無地ですが、表とは違う赤紫色をしています。
インシグニスも、マコヤナと同様に花を咲かせる種で、開花期には根元に白い花を咲かせます。
カラテア・サンデリアーナ
サンデリアーナは、マコヤナに近いまるっとした形の濃い緑の葉をもつ、ちょっと希少な種です。
濃い緑地にベージュやビンクの絵の具で線を描いたような模様が入るのが特徴です。
他の種よりもスマートな模様の葉をもつので、少し上品な印象のあるカラテアです。
ストロマンテ・トリオスター
続いては、ストロマンテから、トリオスターをご紹介します。
トリオスターは、マルチカラーや、トリカラーの名前でも呼ばれています。
葉の表側は濃い緑地に白みがかった緑の模様が入り、裏側は赤く、トリオカラーの名前の通り3色の葉をもつ品種です。
カラテアと比べると自然な模様の葉をもつ印象がありますので、控えめなカラーリーフをお探しの方におすすめの観葉植物です。
クテナンテ・ブルレーマルクシー
続いてご紹介するのはクテナンテから美しい葉脈が魅力のブルレーマルクシーです。
特徴は何と言ってもシルバーがかった綺麗なライトグリーンの葉に矢羽根のような模様が入ることです。
葉裏もまた美しい朱色で、どこを見ても楽しめる植物です。
ハンギングポットに入って売られていることもあるので、高いところに置いて鑑賞するのもおすすめです。
クテナンテ・ルベルシアーナ
クテナンテからはもう一つご紹介します。
こちらはルベルシアーナと呼ばれるクテナンテになります。
先ほどのブルレーマルクシーがシックで落ち着いた印象なのに対し、こちらは鮮やかなグリーンの葉に黄色い斑が入る種になります。
こちらは小さい株ですが、こんなに小さくても一つ置くだけでも部屋を明るく彩ってくれる魅力ある植物です。
スパティフィラム・センセーション
続いてはスパティフィラムからセンセーションをご紹介します。
センセーションはなんといってもこの繊細で上品な斑の入り方が人気のスパティフィラムです。
スパティフィラムの中でも大型種で、かなり大きく生長するので、生長の過程も楽しめる品種かなと思います。
ちょっと珍しいスパティフィラムをお探しの方におすすめです。
シンゴニウム・フレンチマーブル
続いてはシンゴニウムからフレンチマーブルをご紹介します。
フレンチマーブルの特徴は濃緑の葉に白い斑が入るマーブル柄です。
魅力は美しい葉だけでなく、その育てやすさにもあります。
シンゴニウムはとても丈夫で、ちょっとやそっとでは枯れません。
またツル性の植物なので、ハンギングにして飾っても楽しめると思います。
ベゴニア・マクラータ
続いてはベゴニアからマクラータをご紹介します。
マクラータは葉にドット柄が入るザ・アートと呼べる美しい植物です。
種小名のマクラータ(maculata)はラテン語で「斑紋のある/斑点のある」を意味しており、白色のドット模様が入る葉から由来しています。
まるで人工的にペンキで白く塗ったようなドット柄が濃緑の葉に映え、見ていて飽きることはないかなと思います。
ベゴニアも丈夫で育てやすく、置き場所にも困らないので、気軽に取り入れられるのも魅力かなと思います。
ピレア・カディエレイ ミニマ
英名ではアルミニウム・プランツなんて呼ばれるように濃緑な葉にシルバーカラーの斑が入る美しい植物です。
丈夫で育てやすく生育も旺盛なのも魅力です。
挿し木で簡単に増やすことができます。
とても綺麗な植物ですが100均などでも手に入るので見かけた際はぜひ手にとって見てください。
スキンダプサス・ピクタス・アルギレウス
スキンダプサスはマレー諸島の熱帯雨林に自生している植物です。
和名では「シラフカズラ」と呼ばれていますので、その方が馴染みがある方が多いかもしれません。
肉厚のハート型をしたかわいい形の葉に美しいシルバーカラーの斑が入るのが特徴です。
また葉は多肉質でマットな質感をしており、ポトスのつるっとした感触とは違いベルベットのような肌触りをしています。
葉が多肉質なため乾燥にも強く、自生地では大木の隙間からさす木漏れ日を浴びて生育している植物なので耐陰性もありインテリアグリーンにぴったりです。
ポトスやオキシカルジウムと同じサトイモ科の仲間で、ポトスと同様に丈夫で育てやすいのも魅力の植物です。
小さい株の頃はこのような葉が立つような形をしていますが、大きくなるにつれよくツルを伸ばすので、ハンギングにしてもおしゃれです。
ジュエルオーキッド(マコデス・ペトラ)
ジュエルオーキッドは固有の植物名ではなく、宝石のようにキラキラとした美しい葉を鑑賞して楽しむ洋ランの総称になります。
和名では宝石蘭の名前で親しまれています。
日本では、ここでご紹介するマコデス・ペトラが広く流通しているジュエルオーキッドかと思います。
カラテアなどのように派手な模様をもつわけではありませんが、葉脈がキラキラしているように見える非常に美しい植物です。
実は花を咲かせる品種ではありますが、派手な花を咲かせるわけではなく、花を咲かせるために株が弱ってしまうこともあり切ってしまう方も多いかなと思います。
アグラオネマ・マリア
最後はアグラオネマから2種ご紹介いたします。
まずご紹介するのがアグラオネマ・マリアです。
濃いグリーンの葉の側脈と側脈の間にライトグリーンの斑が入る美しい植物です。
こちらも迷彩柄のようで男性でも楽しめるんじゃないかなと思います。
葉はシャープでスッキリしていながら存在感のある葉柄をしているのでシンプルなお部屋に一つ置くだけでも部屋を明るく彩ります。
アグラオネマ・レッドゴールド
続いてはレッドゴールドです。
こちらは葉の縁に入る赤い斑と綺麗なピンクの茎を持つ可愛らしいアグラオネマです。
比較的耐陰性もあり、置き場所を選ばないのでテーブルやデスクに一つ置いて置くだけでも素敵だと思います。
アグラオネマは幸せを招くタイの宝石と呼ばれるほど美しい種が多くあるので、今回ご紹介したもの以外でもぜひ色々チェックして見てください。
まとめ
今回はアートのような美しい葉を楽しめる観葉植物を15種ご紹介しました。
気になる植物はありましたでしょうか?
特段希少な種はご紹介していませんので、ぜひ近所の園芸店で探して見てください。