葉が黄色くなってしまうのには原因がいくつか考えられます。
今回はその原因を解明しつつ、それぞれの対処法もあわせて解説していきます。
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葉が黄色くなる原因
葉の色が黄色く変色してしまう原因は、大抵の場合以下の6つに当てはまります。
- 水の与えすぎ
- 日光不足
- 根詰まり
- 栄養不足
- 低温
- 新陳代謝
です。
それぞれ解説しながら対策も合わせてご紹介していきます。
葉が黄色くなる原因① 水の与えすぎ
植物を可愛がるあまり、頻繁に水を与えている人は要注意です。
植物は当然水がないと生きていけませんが、必要量以上に与えすぎると水分を吸収しきれず根腐れを起こします。
多くの植物が常に土が湿っているような状態が苦手です。
置き場所を選んで、しっかり水を与えているのに…という方は水やりの頻度を見直してください。
植物への水やりは、「土が乾いてからたっぷり与える」が基本です。
葉が黄色くなる原因② 日光不足
日の当たらない暗い場所で育てていると、葉が薄くなる他、ヒョロヒョロとした軟弱な株になります。
ただ、普段暗い場所で育てている植物をいきなり日に当てると葉焼けを起こすので注意が必要です。
葉が黄色くなる原因③ 根詰まり
続いて考えられる原因は根詰まりです。
- 水を与えても水が浸み込まない
- 鉢の底から根が出ている
場合は、根詰まりを起こしている可能性が高いです。
根詰まりを起こすと、水分はもちろん土の中の栄養を取り込めず、葉が黄色く変色する場合があります。
その場合は、植え替えの時期を待ち、ひと回り大きい鉢に植え替えます。
根詰まりの場合は、葉が変色するだけでなく新芽が生長しないなど、他にも多くの害が出てきます。
植物ごとに生長度合いは異なりますが、状態をよく観察し、定期的に植え替えを行いましょう。
葉が黄色くなる原因④ 肥料不足
長年植え替えをせずに栄養のない土で育てていると葉の色・ツヤが悪くなります。
肥料は観葉植物のおやつ程度に考えていた方が良いですが、適度に肥料を与えることで美しいツヤのある葉を維持できます。
葉が黄色くなる原因⑤ 低温
本来温暖な環境で自生している植物は、日本の寒い冬が苦手です。
例えばアンスリウムなどは特に低温が苦手で、低温に当たると株が弱り、葉が黄色くなってしまいます。
植物それぞれ耐えられる寒さは異なりますが、どの植物も秋から冬場は暖かい場所で管理する方が無難です。
葉が黄色くなる原因⑥ 新陳代謝
葉が黄色くなるのは悪いことばかりではありません。
古い葉が落ち、新しい葉が育つという新陳代謝の場合でも葉が黄色くなります。
株の下の方の葉が黄色く変色し落ちてしまうのは植物が生長している証拠です。
まとめ
葉っぱが黄色くなってしまう原因と対処法のまとめは以下の通りです。
- 水の与えすぎ → 水やりの頻度を下げる
- 日光不足 → 置き場所を見直す
- 根詰まり → 植え替える
- 栄養不足 → 肥料を与える
- 低温 → 温かい部屋に置く
- 新陳代謝 → 放置
万が一葉が黄色く変色してしまった場合は、上記の原因に当てはまらないか確認し、適切な対処をしましょう。