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ペットが誤食すると危険な観葉植物6選と予防対策【愛犬家必見!】

ステラ
ステラ
観葉植物の中には犬や猫に対し、毒性をもつものがあることをご存知でしょうか?

犬は退屈になった時や、好奇心から観葉植物を噛んだり食べたりすることがあります。

また、猫はとがった葉を食べる習性があります

ステラ
ステラ
大事な家族を守るために飼い主さんに知っておいて頂きたいことをご紹介します♪

こんな方におすすめの記事です

  • ペットがいても観葉植物を楽しみたい方
  • これからペットを迎え入れる方
  • ペットがいる家庭に植物のプレゼントを考えている方

誤食すると中毒を引き起こす身近な観葉植物

ドリス
ドリス
人気で身近な観葉植物にも毒性のあるものがあるんだね!

アイビー

丈夫で育てやすく、園芸ビギナーの方にも人気の観葉植物ですが、ペットに対し有毒な成分を含んでいます。

◆毒性成分:サポニン

◆症状:よだれを垂らす、嘔吐、下痢、飲み込むことができない、口の中を痛がる、刺激性皮膚炎、眼を痛がる、涙が出る、眼を開けづらそうにする など

ポトス

アイビーと同じく、育てやすく人気のある観葉植物ですが、ペットに対し有毒ですので注意が必要です。

◆有毒成分:シュウ酸カルシウム(※慢性的に摂取すると結石ができることもあります)

◆症状:口の刺激や痛み、炎症、よだれを垂らす、刺激性皮膚炎、嘔吐、飲み込みにくいなど。
のどの腫れが重度になること、呼吸困難を起こすこともあります。

ステラ
ステラ
アイビーやポトスはハンギングにするなど、飾り方に工夫をすると安心です♪

ポトスの他にも気を付けたいサトイモ科の植物

サトイモ科の植物の茎や葉には有毒成分「シュウ酸」が多く含まれているため、注意が必要です。

【サトイモ科の植物】

スパティフィラム、フィロデンドロン、ディフェンバキア、アンスリウム、モンステラなど

ポインセチア


赤い葉が美しく、クリスマスの時期になると多く出回るポインセチアもペットにとって有害な成分を含んでいます。毒性はあまり強くありませんが犬が食べて死亡した例もあります。

◆有毒成分:ホルボールエステル

◆症状:口の刺激や痛み、炎症、嘔吐、下痢、刺激性皮膚炎など。

ステラ
ステラ
ご自宅ではもちろん、家族や友人の家のクリスマスパーティーにペットを連れていく場合にも注意が必要です。

ドラセナ

シャープな葉がスタイリッシュな雰囲気で人気のドラセナですが、葉に強い毒性があります。

ステラ
ステラ
特に毛玉吐きのため、とがった葉を食べる習性のあるネコは注意が必要です。

◆有毒成分:サポニン

◆症状:嘔吐、下痢、食欲がなく元気がなくなる、よだれを垂らす、手足の腫れ、麻痺など

アロエ

人間にとっては美容や健康に良いイメージのあるアロエですが、皮や葉に含まれる成分はペットにとって毒性があります。

◆有毒成分:サポニン、バルバロイン、アントラキノン

◆症状:嘔吐、下痢など

ユリ科の植物

カサブランカ、テッポウユリ、チューリップ、ローズリリー、ヒヤシンス等、鉢植えはもちろん水耕栽培でも人気のユリ科植物もペットに対し強い毒性があります。

◆有毒成分:シュウ酸カルシウム、ツリピンなど

※ユリ科植物の有毒成分や原因はまだ明確になっていないことが多くあります

◆症状:嘔吐、下痢、よだれを垂らす、食欲がなく元気がなくなる、尿があまりでなくなる、震え、けいれんなど

少しかじったり、食べたりするだけでも重度の急性腎不全になり死に至るケースがあります。

ステラ
ステラ
花、葉、茎、球根だけでなく、ユリ科の植物を活けていた花瓶の水にも注意が必要です。

誤食してしまった場合は、動物病院に相談し、診察を受けるなど、早めの対処を心がけましょう!

どの植物の、どの部位を、どのぐらいの量、いつ食べたかをできる限り把握し、獣医師に伝えることが大切です。

観葉植物による中毒を予防するには

毒性の低い植物を選んだり、飾り方を工夫すればペットがいても観葉植物を楽しむことができます。

ペットに対し毒性の低い植物

まずはペットがいても安心して育てられる植物をご紹介します。

ガジュマル

良く育ち、手入れも簡単なため人気の高い植物です。

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エバーフレッシュ

夜になると葉が閉じる習性があります。

いろいろな表情を楽しむことができる人気の植物です♪

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成長速度が早く、園芸ビギナーの方でも育てがいのある植物です。

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アジアンタム

涼しげな葉が魅力のシダ植物です。

 ペットに対し無害、毒性が低いと言われている植物でもがあるため、口にしてしまう場合は注意が必要です。

ステラ
ステラ
いたずらをされない飾り方も見てみましょう♪

置き場所

誤食をしないように環境を整えることが大事

高い場所に置く

ハンギングするなど、ペットが届かない場所に飾るよう心がけましょう。

ステラ
ステラ
近くに棚など、足場があると猫が飛び移るおそれがありますので、家具の配置にも注意しましょう!

風が当たらない場所に置く

窓から入ってくる風や、エアコンの風などで葉が揺れると猫がじゃれるおそれがありますので、注意が必要です。

まとめ

今回は、ペットに対して毒性のある植物や中毒を予防するための方法をご紹介しました。

ペットに対し有毒な植物
  • アイビー
  • ポトス(サトイモ科の植物)
  • ポインセチア
  • ドラセナ
  • アロエ
  • ユリ科の植物

ペットに対し毒性のある植物もありますが、観葉植物は癒しを与えてくれる存在でもあります。

ステラ
ステラ
正しい知識をもち、ペットと一緒に観葉植物のある暮らしを安全に楽しんではいかがでしょうか。