種類が多く、株姿のバリエーションが豊富です♪
ナチュラル系、エスニック系、和風などインテリアに合わせて選ぶ楽しさがあります♪
- インテリアに合った観葉植物を探している方
- 日当たりがあまりよくなくても育てられる植物をお探しの方
- ハンギンググリーンをお探しの方
Contents
アジアンタムとは
- 科名:イノモトソウ科
- 属名:ホウライシダ属
- 原産地:熱帯アメリカ
自生地では、湿度が高く、日が強く差さない森の下に生えています。
株全体が大きく茂り、ラディアナムは高さ80㎝ほどになります。
「アジアンタム・ペダツム」という品種は“クジャクシダ”という和名を持ち、日本でも自生しています。
育て方のポイント
置き場所
直射日光の当たらない場所で管理しましょう!
屋外でも、室内でも、強い日差しが当たると葉焼けを起こし、葉がチリチリになって枯れてしまいます。
室内の明るい場所で管理しましょう。
夏に屋外に出すときは、半日陰が適しています。
耐陰性もありますが、長く暗い場所に置くと、間延びして軟弱な株に育ちます。
株が育つと葉がしだれるように伸びるので、高い位置に飾ると魅力が引き立ちます!
水やり
乾燥には弱い植物!こまめな水やりと霧水を心がけましょう!
葉がごく薄く、保水力がないため、水やりを忘れないようにしましょう。
水やりが遅れると葉がチリチリになってしまいます。
【春〜秋】表土が乾く前に十分な水を与えましょう。
【冬】気温が10℃以下になると生長が緩慢になり、水をあまり必要としなくなります。表土が乾いたら与えるようにしましょう。
【水やりが遅れたときは】
チリチリになる前のしおれた程度なら回復させることができます。
1、鉢土に水を与える
2、霧水を与えてからビニール袋に入れて日陰に置く
(湿度の高いお風呂場に置くのもよいです)
半日ほどで回復します。
肥料
春に緩効性肥料を与えるか、
春〜夏の生育期に薄い液肥を月に2回程度与えると成長が早くなります♪
用土
水はけの良い土を使用しましょう!
ご自身でブレンドされる場合は、赤玉土(小粒)5:腐葉土3:川砂2くらいの割合がおすすめ!
多湿を好むからといって、水はけの悪い土を使うと根腐れの原因になります。
植え付け、植え替え
2年に1度を目安に植え替えしましょう!
植え替え適期は4月〜7月です♪
1〜2年に1度は植え替えをしましょう。
鉢から株を抜いたら、指でほぐすように古く傷んだ根を取ります。根鉢の1/3と古い土を落とし、新しい土を使って植え替えます。
冬越し温度
寒さに弱い植物!最低8℃以上を保ちましょう!
冬は暖かい室内で管理しましょう。
乾燥には弱いので、加湿器を使って乾燥を防ぐのもよいです。
病害虫
まれにアブラムシが発生することがあります。
屋外で管理している場合はナメクジに注意しましょう。
増やし方
株分けの適期は5月〜8月ごろです。
大きく成長した株は植え替えのタイミングで、根鉢を好きな大きさに切り分け、植え付けましょう。
株分け後はたっぷり水を与え、根が張るまでは土が乾燥しないよう注意しながら日陰で管理しましょう。
仕立て直し
【アジアンタムが枯れる原因】
- 水やりの不足
- 直射日光
- 寒さ(エアコンの風が当たる)
- 植え替えの遅れによる根詰まり
明るい室内で、乾燥させないよう霧水を与えながら管理をすれば数ヶ月でふんわりした元の姿に戻ります。
- 新芽が出ている場合は、新芽は切らずに残すのが早く回復させるコツ!
- 植え替え後は湿度を保って管理しましょう!
水やり後、鉢を大きなビニール袋に入れて管理すると湿度を保つことができます。
明るい日陰に置き、水やりと霧水も忘れないようにしましょう。
アジアンタムの種類
アジアンタム・ラディアナム・フラグランス
アジアンタムの中で最も多く流通しているメジャーな品種です。
アジアンタム・テネルム・ピーコック
新芽が赤みを帯びる種類です。春から秋の成長期に赤と緑の美しいグラデーションが楽しめます。
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アジアンタム・ペルビアナム
アジアンタムには珍しく大ぶりな葉が特徴の品種です。
葉が小ぶりのものと比べてエスニックな雰囲気があります。
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アジアンタム・ラディアナム・ミクロフィラム
アジアンタムの中で最も細かい葉をつける品種です。
ふんわり優しげな印象で、ナチュラルなインテリアによく合います。
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アジアンタム・ペダツム(クジャクシダ)
日本でも自生している品種で、大ぶりな葉と株姿が特徴です。
和のインテリアによく合います。
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まとめ
今回は、種類が豊富でいろいろな雰囲気が楽しめるアジアンタムについてご紹介しました。