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【初心者におすすめ】丈夫で育てやすい観葉植物16種をご紹介

今回は観葉植物を育てたいけれど、

  • あまり手間をかけられない
  • すぐに枯らしてしまう

という方に向けて、丈夫で枯れにくい観葉植物を16種ご紹介します。

今回選んだ植物は僕が実際に育てている中から『場所を決めたらほとんど何もせず、気がついた時に水やりをする程度』で元気に育っている植物を選びました。

また定番種だけ揃えても面白くないので、少しマニアックな植物を加えています。

エルバス
エルバス
今回ご紹介する観葉植物はこちらです♪
  • ポトス
  • オリヅルラン
  • シンゴニウム
  • パキラ
  • フィカス・アルテシマ
  • ペペロミア
  • エピフィルム
  • テーブルヤシ
  • ドラセナ
  • アデニウム
  • サンスベリア
  • ガジュマル
  • トックリラン
  • サボテン
  • リプサリス
  • ミルクブッシュ

では、それぞれご紹介します。

ドリス
ドリス
この記事の内容は動画でもご紹介しています。

ポトス

科名サトイモ科
属名ハブカズラ属
原産地熱帯アジア・ソロモン諸島・太平洋諸島
置き場所日なた〜半日陰
冬越し温度5度以上

ポトスは熱帯地域に自生する常緑のツル性の植物です。

ツルを多く伸ばし生長していくので、ハンギングにするとその魅力が引き立ちます。

環境の変化にとても強く、栽培も容易な丈夫な植物です。

高い湿度を好み、比較的耐陰性もあるので、浴室に飾ったり水耕栽培にしても楽しめます。

エルバス
エルバス
ただ、長期間暗い場所に置き光線が不足すると、斑が消えてしまうことがあるので、定期的に明るい場所に移してあげましょう。

オリヅルラン

科名ユリ科
属名オリヅルラン属
原産地アフリカ・アジア
置き場所日なた
冬越し温度5度以上

自生地では、湿潤な森の木々の下に生育し、株が大きく茂ります。

株元からランナーを出し、子株を作り、その基部から出た気根が根をおろし増えていきます。

NASA公認の空気清浄効果のある植物としても有名です。

開花期にはランナーの先に白い花を咲かせるのも魅力のひとつ。

そんなオリヅルランは、生育が旺盛で栽培も容易な植物です。

根に貯水組織を持ち比較的乾燥にも強く、最低5度までは寒さにも耐える丈夫な植物です。

ランナーの先の子株を切って、水に挿しておくだけでも根を張り簡単に増やすこともできます。

シンゴニウム

科名サトイモ科
属名シンゴニウム属
原産地熱帯アメリカ
置き場所半日陰
冬越し温度10度以上

ポトスと同じくサトイモ科の仲間です。

自生地では茎から気根を出し、樹木などに着生して生育しています。

ツル性の植物なので、ハンギングにしても楽しめます。

高温多湿を好み、水やりと葉水を多く行うことで生育旺盛に育っていきます。

基本的には丈夫で栽培も容易なので、初心者の方でも簡単に育てられます。

エルバス
エルバス
水耕栽培でも育つので、色々な楽しみ方のある植物です。

パキラ

科名パンヤ科
属名パキラ属
原産地熱帯アメリカ(メキシコ、ギアナ、コスタリカなど)
置き場所日なた〜半日陰
冬越し温度5度以上

パキラは手を広げたような鮮やかな緑色の葉を生やすのが特徴的な観葉植物です。

どこの植物店にも置いてある観葉植物の”定番”的存在なので、多くの方がご存知だと思います。

ステラ
ステラ
お手入れはとても簡単な上、かなり丈夫な植物なので観葉植物の入門としてもお勧め出来ます。

また半日陰でも成長するので、置ける場所が幅広く、インテリアグリーンとしても優秀な観葉植物です。

サイズも色々なものが出回っているので、大型のモノを選びインテリアの主役としても良いですし、小ぶりのモノをチョイスしてアクセントとして使っても可愛いです。

フィカス・アルテシマ

科名クワ科
属名フィカス属
原産地インド〜東南アジア
置き場所日なた
冬越し温度5度以上

数多くあるゴムの木の中でも特に美しい葉を付けるのがアルテシマです。

緑の葉に黄色の斑が入り、コントラストがとても鮮やかで綺麗です。

フィカス・アルテシマは、日当たりと水やりを気を付ければ誰でも簡単に育てられる植物です。

成長スピードも速く、太陽に向かってグングン伸びていくので、毎年成長する姿を見るのがとても面白いです。

エルバス
エルバス
また、挿し木や取り木で増やす事も簡単にできます。

様々な楽しみ方のあるフィカス・アルテシマはとても魅力的な植物です。

同じゴムの木の仲間の「フィカス・ウンベラータ」もアルテシマ同様に育てやすい植物なのでおすすめです。

ペペロミア

科名コショウ科
属名サダソウ属
原産地熱帯アメリカを中心に熱帯地域・亜熱帯地域
置き場所半日陰
冬越し温度10度以上

葉の形がコショウに似ている事から、ギリシャ語でコショウを意味する【ぺぺリ】から派生し、ペペロミア(コショウに似た)という名前が付けられた植物です。

品種は豊富なので、好みのペペロミアを見つけるのも面白いと思います。

ペペロミアは湿潤な環境に自生している植物ですが、比較的乾燥に強い植物です。

過湿を嫌い、土が湿った状態が続くと根元の部分や葉っぱが腐って枯れてしまいます。

ステラ
ステラ
そのため、乾燥気味に育てるのがペペロミアを上手に育てるポイントです。

基本的には土が完全に乾いてから与える程度で十分です。

冬場は乾燥後更に3日~4日程度空けてから与えましょう。

寒さには弱いので、冬場は温かい室内で管理します。

エピフィルム

科名サボテン科
属名エピフィルム属
原産地メキシコ
置き場所半日陰
冬越し温度5度以上

エピフィルムはサボテンの仲間です。

ただいわゆるサボテンのように棘がなく、ツルツルとした葉をしています。

開花期には甘い香りをした綺麗な白い花を楽しめます。

フィッシュボーンカクタスの名前で親しまれるアングリガーや、姫月下美人の名をもつプミラムなど個性的なものが多いのも魅力です。

横に広がったり、垂れ下がったりする姿が特徴的なので、ハンギングにするとより魅力が引き立つかなと思います。

そんなエピフィルムはサボテンと同様に丈夫で特に手間もかからない植物です。

乾燥にも強く、水やりは基本的に土が乾いてから与え、冬場は断水気味に育てればOKです。

寒さにも比較的強く、最低5度くらいまで耐えます。

前述した2種の他にも、グアテマレンシスカルタゲンシスなど個性的な品種がいますので、ぜひチェックしてみてください。

テーブルヤシ

科名ヤシ科
属名チャメドレア属
原産地熱帯・亜熱帯地方
置き場所半日陰
冬越し温度10度以上

テーブルヤシは主にメキシコなどの中南米に自生しているヤシ科の仲間です。

テーブルヤシとして一般的に出回っているのは、チャメドレア・エレガンスという種です。

エルバス
エルバス
ヤシと聞くと燦々と降り注ぐ陽光の中生育しているものをイメージすると思います。

しかし、テーブルヤシは、湿潤な森の中で木漏れ日を浴びて自生しているような植物です。

大きく生長しても2m程度までにしかならない小型種で、その名の通りテーブルなどに置いても邪魔になりません。

1つ置くだけでも南国テイストを演出できるインテリア性も高い植物です。

ステラ
ステラ
100均などで手軽に手に入るのも魅力です。

そんなテーブルヤシですが、先ほどもお伝えしたように木漏れ日の中で柔らかい陽の光を浴びて自生している植物ですので、比較的耐陰性もあり置き場所を選びません。

また寒さにも強く、5度くらいまでは耐えます。

水やりは春から秋は土の表面が乾いてから、冬場は乾燥気味でOKです。

インテリア性も高く丈夫なテーブルヤシは観葉植物入門編としておすすめです。

ドラセナ

科名リュウケツジュ科
属名ドラセナ属
原産地アジアやアフリカなどの熱帯地域
置き場所日なた〜半日陰
冬越し温度10度以上

一口にドラセナといっても、大型種のドラコや葉を大きく垂れ下げるカンボジアーナなど様々な種があります。

その中から今回ご紹介するのは、コンシンネです。

エルバス
エルバス
シャープでスタイリッシュな葉が特徴的な品種です。

コンシンネを選んだ理由は、

  • レッド系から赤をベースにクリーム色の縞が入るトリカラー
  • 緑に白いラインが入るホワイボリー

など、部屋のインテリアに合わせてカラーを選べるのも魅力だからです。

そんなコンシンネは、比較的耐陰性があり、水やりも土が乾いてからで問題なく丈夫な植物です。

水耕栽培でも育てられるのもおすすめのポイントです。

ただ、若干寒さには弱いので冬場は温かい場所で管理してあげてください。

アデニウム

科名キョウチクトウ科
属名アデニウム属
原産地熱帯アフリカ
置き場所日なた
冬越し温度10度以上

最近人気のコーデックス(塊根植物)からもひとつご紹介します。

コーデックスといえば、グラキリスなどが特に有名ですがとても高額なので気軽に育てられるものではありません。

一方、アデニウムはホームセンターなどの園芸店でも安価で手に入ります。

手軽に手に入る上にコーデックス特有の存在感あるシルエットを楽しめる、魅力ある植物です。

また、熱帯アフリカを中心とした乾燥地域に自生しており、綺麗な花を咲かせることから「砂漠のバラ」と呼ばれています。

そんなアデニウムですが、日当たりと温度を整えてあげれば手間のかからない植物です。

寒さには弱いので、10度以上をキープして、よく日の当たる場所で管理してあげてください。

ステラ
ステラ
条件があえば1年中花を咲かせることも可能です。

サンスベリア

科名リュウゼツラン科
属名サンスベリア属
原産地アフリカ・熱帯アジア
置き場所半日陰
冬越し温度5度以上

サンスベリアも多くの園芸種が誕生している人気の観葉植物です。

黄色の斑が入るローレンティー、細長く筒状に伸びるスタッキーなどの普及種から、キングオブサンスベリアとも呼ばれるロリダバナナなどの希少種までさまざまな種があります。

サンスベリアもお部屋の雰囲気に合わせて品種を選ぶのも面白いかと思います。

また、NASA公認の空気清浄効果のある植物としても人気で、鑑賞価値が高いだけでなく置くだけで天然の空気清浄機としても活躍してくれる優れた植物です。

エルバス
エルバス
そんなサンスベリアは、耐陰性があり寒さにも強い植物です。

水やりは春から秋は土の表面が乾いてから与え、冬場はほとんど放置で問題ありません。

シワが入り見た目からして少し弱っているように見えますが、暖かくなってから水を与えればすぐに復活します。

独特なシルエットで存在感のある植物をお探しの方におすすめです。

ガジュマル

科名クワ科
属名イチジク属
原産地沖縄・東南アジア・ミクロネシア・台湾・オーストラリアなど
置き場所半日陰
冬越し温度5度以上

ガジュマルは誰もが一度は目にしたことがある植物だと思います。

気根を多く出し、独特な樹形が見応えある植物です。

海外では精霊が宿る木と言われ、神木として大切に扱われています。

そんなガジュマルは比較的耐陰性もあり、寒さも最低5度までは耐えます。

水は好むので、冬場以外は土の表面が乾いてから与えてあげてください。

冬場は完全に乾いてからで問題ありません。

定番の観葉植物なので、ホームセンターの園芸コーナーや100均でも手に入るので、
ぜひチャレンジしてみてください。

トックリラン

科名リュウゼツラン科
属名トックリラン属
原産地アメリカ南部・メキシコ
置き場所日なた
冬越し温度5度以上

※科名:キジカクシ科・リュウケツジュ科・ノリナ属に分類されることもあります。

トックリランはこの見た目通り、株元が徳利のように膨らむ姿からその名が付けられました。

アメリカ南部、メキシコなどの岩や石に覆われた乾燥した土地で自生しており、肥大した徳利状の部分に水を蓄え乾燥に耐えています。

ノリナ属に分類されることから「ノリナ」の名前で販売しているお店もあります。

また、英名では「ポニーテール」の名前で親しまれています。

他の植物とはまた違う独特の存在感のあるシルエットを楽しめる植物です。

そんなトックリランは乾燥に強く、とても丈夫な植物なので園芸ビギナーの方やあまり植物に手をかけられない方にもお勧めです。

しっかりと陽に当てて育てれば、幹が鉢いっぱいになるほど大きく生長し、新芽を多く出し、存在感のある株に生長します。

ひとつ置くだけで絵になる植物なので、ちょっと変わった形の植物を置きたいという方におすすめです。

サボテン

科名サボテン科
属名
原産地メキシコ・アメリカ
置き場所日なた
冬越し温度種類による

サボテンといってもうちわ状のものから筒状のもの、球体状のものまで様々な種類があり、好みの形を見つけるのがサボテンの楽しみ方の1つかなと思います。

水耕栽培でも育てることができるので、お洒落な容器に入れればインテリアアイテムとしても活躍します。

そんなサボテンはよく陽に当て水やりは土が乾いてから与えるだけでその他に特に手間はかかりません。

寒さにも強く最低5度までは耐えます。

よくサボテンを枯らしてしまう人がいますが、原因の多くが過度な水やりなので、基本的に放置して育てればOKです。

リプサリス

科名サボテン科
属名リプサリス属
原産地ブラジルを中心とした南米、アフリカ、スリランカ、マダガスカルなど
置き場所半日陰
冬越し温度10度以上

リプサリスは森の中で自生するサボテンの仲間です。

森の中で樹木などに着生して生育しているので森林性サボテンと呼ばれています。

紐のような茎を垂れ下げて生長する姿が魅力的で、ハンギンググリーンにピッタリです。

ステラ
ステラ
先ほどご紹介したエピフィルムと同様に棘がなく、小さいお子さんがいるご家庭でも安心して育てることができます。

そんなリプサリスもサボテンと同様に自らの体内に水分を蓄えることのできる植物です。

そのため乾燥に強く、多くの水やりを必要としません。

春と秋の成長期は土が乾いてから水を与えますが、夏場は1か月に1回程度、冬はほぼ断水で問題なく、ほとんど手間がかかりません。

分岐して伸びていく姿はみていて飽きることがなく、ハンギンググリーンをお探しの方に特におすすめしたい植物です。

ミルクブッシュ

科名トウダイグサ科
属名トウダイグサ属(ユーフォルビア属)
原産地東アフリカ
置き場所日なた
冬越し温度5度以上

ミルクブッシュの名前の由来は、白い樹液とブッシュ状の茎が生い茂る様からきています。

別名では”アオサンゴ”や”ミドリサンゴ”とも呼ばれ、海のサンゴにちなんだ名前を持ちます。

エルバス
エルバス
成長するに従い、棒状の茎が不規則に伸びていき、同じ物が1つとして存在しない形状になります。

他にはないユニークな形が魅力的であり、インテリアグリーンとしてもとても人気があります。

そんなミルクブッシュは南アフリカなどの乾燥した地域に自生している植物です。

生育も旺盛で乾燥した環境でもよく育ちます。

過湿を嫌い、土が湿った状態が続くとすぐに根腐れを起こします。

特に冬場は過湿状態を嫌うので、乾燥気味に育てるのがポイントです。

育ち過ぎたときは、枝を切って水に挿しておくだけで発根し、増やすこともできます。

まとめ

今回は丈夫で育てやすい観葉植物を16種ご紹介しました。

気になる植物は見つかりましたでしょうか。

この記事の内容は動画でもご紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください。