今回は「プラ鉢何を使ってるの?」という質問をいただきましたので、ぼくが普段よく使っているプラ鉢をいくつかご紹介したいと思います。
ぼくが現在よく使っているプラ鉢は、
- プレステラシリーズ
- ミニラン鉢
- セラアートシリーズ
- 菊鉢
の4種類を植物や用途に合わせて使い分けることが多いです。
これら以外にも今は多くのプラ鉢があると思いますが、出来るだけ栽培環境を整えたいのと、統一して使って見た目も良くしたいのであまり広げることはしていません。
では、今回はこの4種類をご紹介していきます。
この記事は動画でもご紹介しています。
プレステラシリーズ
アップルウェアーのプレステラはプラ鉢の定番中の定番ですね。
ホームセンターなどでも売っているので見たことがある方も多いと思います。
ぼくはこのプレステラの90を実生や播種用によく使っています。
色は黒の他にモスグリーンやブラウンがあります。
ぼくは使ったことはありませんが、白もあるようです。
鉢のサイズは、プレステラ90の(3号角鉢)とプレステラ105(3.5号角鉢)が基本サイズで、それぞれに深鉢タイプがあり、また深鉢のみでプレステラ120(4号角鉢)があります。
- プレステラ90
- プレステラ90(深鉢)
- プレステラ105
- プレステラ105(深鉢)
- プレステラ120(深鉢)
このような育苗トレーに入れると収まりが良いので、まとめて栽培する際などに便利です。
鉢の特徴としては、とにかく軽い。
そして鉢側面にスリットが入っているので、通気性と排水性が良いです。
またスリットから光が入ることで根のサークリングを防ぐ効果も期待できるので栽培には最適です。
※サークリング:根が鉢の側面に沿ってぐるぐる回って根を張ること。この場合、根の水分吸収が良くないため、サークリングしないほうが、生育が良い。
価格も一つ数十円程度とリーズナブルなので播種や実生用などにまとめて鉢が欲しい時におすすめです。
ただ、見た目はどうしても生産者という感じなので、ある程度育ったら違う鉢に植え替えるようにしています。
ミニラン鉢
今回ご紹介する中で小さい株に対して1番よく使っているのがこのミニラン鉢です。
色はこの黒の他に白があります。
サイズは、
黒・白共に
- 2.5鉢
- 3号鉢
- 3.5号鉢
- 4号鉢
があります。
ぼくがこの鉢をおすすめする理由は、単純に見た目が良いからです。
開口部から鉢底にかけて細くなっていて鉢が主張せず、植物が際立ち、とても美しく見えます。
また高さがあるので単純に土の容量も増やせますし、根をしっかり張るアガベやハオルチアなどにも使い勝手が良いです。
作りもしっかりとしていて、かなり硬質で安っぽく見えないのも良い感じです。
ただ、あまり入手性が良くないことがネックになります。
ホームセンターなどでは売っているのを見てことがありませんが、多肉の専門店やネット通販であれば手に入ります。
ぼくは近所の多肉専門店でいつもまとめて購入しています。
ネットだと所沢植木鉢センターが有名です。
セラアートシリーズ
続いてご紹介するのはセラアートシリーズです。
セラアートは今人気があるプラ鉢で、陶器鉢風のお洒落な見た目から多くの園芸家の方が愛用していると思います。
色は黒の他に白があります。
サイズも豊富で長鉢タイプと平鉢タイプがあります。
- セラアート長鉢 2.5寸
- セラアート長鉢 3寸
- セラアート長鉢 3寸L
- セラアート長鉢 3.5寸
- セラアート長鉢 4寸
- セラアート長鉢 4.5寸
- セラアート長鉢 5寸
- セラアート長鉢 6寸
- セラアート長鉢 7寸
- セラアート長鉢 8寸
- セラアート平鉢 15号
- セラアート平鉢 18号
- セラアート平鉢 21号
- セラアート平鉢 27号
- セラアート平鉢 33号
- セラアート平鉢 39号
これだけサイズが揃っているので、鉢はセラアートで統一しても良いと思います。
ミニラン鉢と同様にロングタイプなのでぼくはいつもハオルチアに使っています。
丈がある植物もしっかりと植え込むことができるので重宝します。
平鉢の方は丈のないアガベなどによく使用しています。
価格も手頃で、2.5寸の長鉢で10セットで260円、3寸で10セット295円と手頃なのでおすすめです。
排水性も高く、シンプルで見た目も良く、サイズも豊富と文句のないプラ鉢です。
公式サイトがあるので、入手性が高いのもオススメのポイントです。
菊鉢
最後は菊鉢です。
菊鉢は基本的に5号以上のアガベに使用しています。
- 5号
- 6号
- 7号
- 8号
- 9号
- 10号
色々なメーカーから出ているようですが、ぼくはプレステラと同じアップルウェアーから出ているものを使っています。
色はつや消しの黒で落ち着いた印象かつシンプルなデザインなので、アガベがよく映えるので気に入っています。
また、鉢底に無数の排水穴が空いており、排水性や通気性がに優れているので、アガベの栽培に最適です。
また非常に丈夫で、軽くて使いやすい鉢です。
よく使われるサイズの5号、6号で250円程度と価格もリーズナブルです。
ホームセンターでも売っているので入手性も良と思います。
ちょっと大きめのアガベを植えたいという時に個人的におすすめです。
黒プラ鉢を使用するメリット
最後に黒プラ鉢を使うことのメリットについても簡単にお話しします。
一般的に黒プラ鉢を使うことのメリットは、太陽光を吸収して鉢が温まり、
多肉植物の育成が良くなることだと思います。
またプラ鉢の特性として、
- 保水性が高い
- 軽くて丈夫
- 再利用できる
というメリットもあります。
デザイン性を言えば、陶器鉢などには敵いませんがこと育成に関してはプラ鉢を使うメリットも多いと思います。
特に小さい株などはまずある程度プラ鉢で育ててから、お気に入りの鉢に植え替えるのも良いと思います。
また、個人的には使うプラ鉢を統一すると、ある意味生産者のようで専門家っぽくてカッコ良いのではないかなと思います。
プラ鉢を使っていないという方は、プラ鉢の良さがあるので、ぜひ使ってみてください。
まとめ
今回はぼくが使用しているオススメの黒プラ鉢を4つご紹介しました。
どれも使い勝手が良く、見た目も悪くないのでオススメです。
今回ご紹介した鉢以外にも良い鉢は多くあると思いますので、これがおすすめというものがあればぜひコメント欄で教えてください。