ガーデニング

ヒマワリの育て方とタネ植えの方法【ビギナーでも簡単】

今回は、夏定番”ヒマワリ”の育て方とタネ植えの方法をご紹介します。

エルバス
エルバス
ヒマワリは場所さえ間違えなければ、誰にでも簡単に育てられる植物ですのでぜひ一度種植えからチャレンジしてみて下さい!
ドリス
ドリス
ヒマワリは、夏の花壇をとても賑やかにしてくれるよ♪

ヒマワリ

ヒマワリとは

エルバス
エルバス
夏の花といえば”ヒマワリ”ですね!

ヒマワリには数多くの品種があり、高さ30㎝程度のものから人の背丈を遥かに超える3mのものまであります。

そして、ヒマワリと言えば黄色のイメージが強いですが、実はオレンジ”イタリアンホワイト”と呼ばれる白系のものまで存在しています。

もともとは、北米原産の一年草で、切り花はもちろんのこと、種子は油になり、食用になり、ペットの餌になるなど、人と関わりがとても強い植物です。

ヒマワリの分類

・学名:Helianthus

・英名:Sunflower

・科名:キク科

・原産地:北アメリカ

ヒマワリの栽培スケジュール

ヒマワリの育て方

日当たり水はけが良い肥沃な土地であればどこでも栽培可能です。

ヒマワリは多肥を好む植物です。

種植えの際の元肥はもちろんの事、追肥を適宜与えてあげる事が重要です。

高性種の場合は、転倒防止の為にも、1m程度伸びたあたりから2、3m程の支柱を立て真っ直ぐに伸ばしてあげて下さい。

・日当たりが悪いと徒長し、弱々しい株に成長してしまう。

・密集して栽培すると風通しが悪くなり、虫が発生する場合がある。

エルバス
エルバス
これらのポイントを押さえれば簡単に育てられる植物ですので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

種植えの方法

ドリス
ドリス
次は実際に種植えの様子を見ていこう!

場所選び

基本的にヒマワリはとても丈夫な植物ですので、“日当たり”“水はけ”さえ良ければ場所を選ばない植物です。

用意する物

・培養土

地植えの場合は、日当たりと水はけを考慮し、プランターや鉢植えの場合は、水はけのよい培養土を選ぶだけで問題ありません。

花などの一般的な培養土を使用すれば問題ありません。

加えて元肥用の肥料も用意します。

・ヒマワリのタネ

今回僕が選んだヒマワリの品種は、“ゴッホのひまわり”です。
あの有名な絵画のモデルになった品種です。

成長しても100cm程度とそこまで大きくならず、花も小ぶりで可愛らしい品種です。

ドリス
ドリス
様々な品種を組み合わせて植え付けても見ごたえがあって楽しいよ♪

種植えの手順

エルバス
エルバス
ここからは実際に植えていく様子をご紹介します!

・耕す(地植えの場合のみ)

日当たりと・水はけの良さを考慮し、場所を決めたら耕していきます。

ドリス
ドリス
植えた場所を分かりやすくするために、囲っておくと後で分かりやすいよ♪
エルバス
エルバス
ヒマワリは植え付けの際に、40cmほど深さが必要なので、掘るのに少々根気がいります。

・土を入れる

用意した培養土・元肥を入れていきます。

肥料は花つきを良くする、リン酸が多めのものがヒマワリには効果的です。
窒素成分が多い肥料を使うと、葉に栄養が回り、葉が生い茂ってしまい花つきが悪くなる場合があります。

エルバス
エルバス
配合量が同等か、リン酸多めのタイプを選びましょう!

肥料をまず入れてから、培養土を入れます。

これで土づくりは完成です。

・タネまきの間隔
ひまわりの種は矮性種の場合20~30cm間隔で植えていきます。

高性種の場合は、50〜60cmの間隔が必要になります。

一般的に間隔を長くとればとるほど、ヒマワリの花が大きくなります。

逆に狭めると小さくなります。

ゴッホのひまわりはそれほど大きな種類ではないので、25cm程の間隔で穴を掘りました。

穴の深さは3cm程度です。

・穴に水を入れる

等間隔に掘った穴に十分に水を吸わせます。

・種を入れる

土に水を吸わせた後にひとつの穴に対して2、3粒ずつ入れていきます。

全て入れ終わったら土を被せます。

これで種植えは終わりです。

発芽~生育初期にかけて

しっかりと根がはるように、地表面が乾いてきたら水分を十分に与えて下さい。

25℃前後の適温下で推移すると3~4日で発芽します。

地表面に芽が出てきたら、発育の良い物だけ残し間引きします。

成長に合わせて追肥を与えます。

追肥には水に混ぜて使う液肥が便利です。

後は、開花を待つだけです。

2ヶ月後


タネ植えしてから2ヶ月が経ちました。

かなり大きな株に成長してきました!

数週間後

気温の上昇と共に一気に成長し、ついに開花を迎えました。

ゴッホのヒマワリは、花自体は小ぶりでとても可愛らしいヒマワリです。

タネ植えから開花までおよそ3か月かかりました。

まとめ

ヒマワリは元気に育てばよく結実するので、タネを来年まで取っておいて翌年も楽しめる植物です。

品種もかなり多く存在するので、お気に入りの品種を育てるのも楽しみの一つかもしれません。

エルバス
エルバス
苗を買ってしまえば楽ですが、ヒマワリは種から育てる事も簡単ですので、是非チャレンジしてみて下さい!