本記事では、子供と一緒に植物を育てるメリットや、子供と一緒に育てられる植物、飾り方などをご紹介していきます。
『子供がいるから、インテリアにグリーンを置くのは難しい…』と思う方のお悩みを解決します♫
Contents
子供と一緒に植物を育てるメリット
植物がある環境で子供を育てることは多くのメリットがあります。
- 探究心、探求心が芽生える
- 自然のすばらしさ、生命の尊さを実感する
- 継続して育てることで、責任感や忍耐力を育てることができる
- 理科が好きになるきっかけになる
などなど、子供に良い影響を与えてくれます。
実際、当時2歳だった息子がいる我が家に、大きなウンベラータがやってきました。
その時の息子は、なんでも口にしたり、つかまり立ちをする時期は過ぎていたもののまだいたずら盛り。。
ウッドチップをばら撒かれたり、水をあげようとして床が水浸しになったりは日常茶飯事。
まだ早かったかなと思うことも…。
大きなウンベラータの下のソファで木陰にいるかのような気分で寝転んだり、グリーンのある生活を楽しんでいました。
その影響からか今では草花や虫が大好きになり、不思議を見つけると「調べて見よう!」が口癖です。
子供が小さいうちは植物を育てる余裕がないと思う方もいるかもしれません。
そんな彼も4歳の誕生日を迎え、今ではELBAZ FARMの立派な助っ人!
誕生日プレゼントにオジギソウをリクエストするほどです。
子供と一緒に育てる おすすめの観葉植物
せっかくだったらこちらも神経質にならずにのびのびやらせてあげたいですよね。
丈夫で育てやすい植物や少し変わっていて子供に人気のある植物をご紹介します♪
オリヅルラン
ランナーの先にできる子株が折り鶴を思わせることから、この名で呼ばれています。
多く流通しているのは「ソフトオリヅルラン」や「ナカフオリヅルラン」などです。
斑入りの葉が美しく、生育が旺盛で育てやすい植物です。
また、NASAが認めた、空気中のホルムアルデヒドを吸収する作用、つまり空気清浄能力を持つ15種の観葉植物の一つでもあります。
ポトス
ポトスは緑の葉と淡黄色の斑のコントラストが美しい、人気の観葉植物です。
丈夫で育てやすく、環境の変化によく適応することもあり古くから親しまれています。
上手に育てればどんどんツルを伸ばし成長していきますのでハンギンググリーンとしてもおすすめです。
パキラ
パキラは手を広げたように放射状に広がる鮮やかな緑色の葉を生やすのが特徴的な観葉植物です。
丈夫で生育が早いため、お子様と一緒に成長を楽しむことができます。
フィロデンドロン・セローム
深く切れ込みの入った大きな葉や木根を伸ばした独特なシルエットが魅力です。
一つ置くだけで、部屋がエキゾチックな雰囲気満載になります。
耐陰性、耐寒性共に優れ、育てやすい植物です。
アロマティカス
多肉質な葉は白い軟毛で覆われており、ベルベットのようなふんわりした手触りです。
ころんとした丸い葉姿は可愛らしく、ミントに似た爽やかな香りを楽しむこともできます。
お菓子や紅茶などの風味付けの材料としても使えるので、万一お子様が口に入れてしまっても安心です。
エバーフレッシュ
繊細な葉が涼しげな印象の、人気の植物です。
これまでご紹介した植物と比べると、繊細で育てるのはやや難しいかもしれません。
しかし、私自身子供と一緒に育てた経験があり、おすすめできるためご紹介します♪
エバーフレッシュのおすすめポイントはなんといっても季節や時間によって違う表情を見せてくれることです。
エバーフレッシュは夜になると葉が閉じる習性があります。その様子を子供も楽しんでいましたし、当時なかなか寝ない子供に「葉っぱさんも寝ちゃったからもう寝よう」と眠りへの導入に使っていました♪
また、4月〜9月にはたんぽぽの綿毛のような可愛らしいお花を咲かせます。
フィカスアルテシマ
美しい葉と独特な幹の形が魅力的な植物です。
手入れも簡単で、日当たりと水やりに気をつければ、グングン育ちます!
お子様と一緒に毎年成長を楽しむことができるのも魅力です。
フィカスウンベラータ
葉がハートの形をした人気の植物です。
仕立て直しや曲木を行うことで、オリジナルのシンボルツリーを作る楽しみもあります。
フィカスウンベラータ、フィカスアルテシマはゴムの木の仲間です。
直接樹液に触れると肌のかぶれなどを起こす原因になることがありますので、ゴム製品、ラテックスアレルギー体質のお子様がいるご家庭は注意が必要です。
オジギソウ
触ると葉の一つ一つが閉じる特徴のある、子供に大人気の植物です。
本来多年草ですが、日本では冬を越せずに枯れてしまうため、一年草として扱われます。
可愛らしいピンクのポンポンのような花が終わった後、種をとり、翌年種まきをする楽しみもあります。
いかがでしたでしょうか。どれも育てやすい植物ばかりなので、水やりなどのお手伝いを安心して任せることができます♪
赤ちゃんがいても安心な観葉植物の飾り方
つかまり立ちや何でも口に入れてしまうような赤ちゃんにとって、観葉植物は危険な一面もあります。
観葉植物の危険性
・葉や枝を引っ張る、鉢につかまる
→植物が倒れる危険性があります。
・石や土を口の中に入れる
→窒息の危険の他、鉢植えの土にはさまざまな微生物や寄生虫がいる可能性があります。
また、毒性のある肥料が含まれている可能性があります。
・葉をちぎって食べる
→身近な観葉植物にも毒性のある植物があります。
たとえば、人気の「モンステラ」や「ミルクブッシュ」の樹液には毒性があり、直接触るとかぶれや炎症などの原因になります。
また、サトイモ科の「クワズイモ」の葉や茎、根茎にも毒性があり、体内に入ると中毒症状を引き起こす可能性があります。
これらの危険を回避するための飾り方のヒントをご紹介します。
サイドテーブルやフラワースタンドを活用する
それほど高さのない植物はサイドテーブルやフラワースタンド、イスの上に配置することで、赤ちゃんの手が届きにくくなります。
ハンギングする
子供の手の届かない場所に飾るという意味で、ハンギングもおすすめです。
前章でご紹介したおすすめの観葉植物のうち、「オリヅルラン」「ポトス」がハンギングに向いています。
プランターテーブルを活用する
2枚に分かれている天板をグリーンの中央に合わせて植木鉢の上に置くだけで、いたずら防止ができます。
サイドテーブルとして活用することもでき、おしゃれで便利なアイテムです♪
まとめ|さあ、子供と一緒に植物を育てよう♫
植物を育てることは自分自身の癒しだけでなく、子供の成長にも繋がります。
育てやすい植物をご紹介しましたが、様々な要因により枯れることもあります。
たとえ植物が枯れてしまったとしても失敗から子供は何かを感じ取り学びに変わるはずです。