園芸をやっていると、素敵な陶器や使っていない陶器などを鉢に出来ないかと考えたことはありませんか?
実は結構簡単に穴を開ける方法がありますので、今回は、陶器に底穴をあけて植木鉢に変える方法をご紹介します。
この記事の内容は動画でもご紹介しています。
Contents
用意するもの
まずは用意するものをご紹介します。
陶器に底穴を空けるために使うものとして、以下の8つの道具を用意しましょう。
- 底穴をあけたい陶器
- ダイヤモンドホールソー
- 電動ドリル
- 水差し
- 滑りにくいクッション(タオルなど)
- マスク
- メガネ
- 手袋
それぞれ何に使うのかをご説明します。
底穴をあけたい陶器
基本的に陶器であればなんでもOKです。
気に入っていて鉢にしてみたいもの、普段使っていない食器など鉢として使えそうなものを選びます。
いきなりお気に入りの陶器からチャレンジして失敗すると残念ですので、最初は使っていないもので練習することをお勧めします。
ダイヤモンドホールソー
用意するものの中で聞き慣れないものが、このダイヤモンドホールソーだと思います。
ダイヤモンドホールソーは、工業用のダイアモンドがステンレス製のドリルの先端に散りばめられているものです。
これを使うととても簡単に穴を空けることができます。
陶器が分厚かったり、耐久性のあるしっかりとしたものを使いたい場合以外は、アマゾンで格安で手に入ります。
ちょっと使いたい程度であれば十分ですが、耐久性は…どうでしょうか。
電動ドリル
インパクトドライバーはパワーがありすぎて割れてしまう可能性があるので、一般的なドリルドライバーがおすすめです。
水差し
水差しは摩擦熱を軽減させるために使います。
一点に熱が集中してしまうとダイアモンドホールソーの寿命が短くなるほか、熱で陶器が割れてしまう可能性も出てきます。
クッション(タオル)
クッションは陶器への衝撃を軽減させるために使用します。
作業中滑ることもあるので、滑りにくいものがおすすめです。
画像のようなタオルでもOKです。
マスク・手袋・メガネ
割れて破片が飛んできたり、滑って手を怪我したりしないようにしっかりと防護して作業しましょう。
作業手順
作業手順は以下の通りです。
- 陶器をマットの上に逆さまに置く
- ドリルはいきなり直角に当てず、斜めに当て回転させながら傷をつける
- 傷をつけることで引っ掛かる場所を作り滑らず削ることができる
- 傷がついたら徐々にドリルを起こして直角に当てる
- 水を差しながら削る
- ドリルの形に丸く傷がついたらあとは根気よく削る
- 力任せに押し当てるのではなく、徐々に削り取っていくのが大事
- 突然穴が空いて体勢を崩すことがあるので、気をつけましょう
実際の作業
まずは陶器をマットの上に逆さまに置きます。
陶器はとても滑りやすいのでドリルはいきなり直角に当てるのではなく、まずは斜めに当て回転させながら傷をつけます。
傷をつけることで引っ掛かる場所を作り滑らず削ることができるようになります。
傷がついたら徐々にドリルを起こして直角に当てていきます。
ここから水を差しながら削っていきます。
ドリルの形に丸く傷がついたら、あとは根気よく削っていくだけです。
ポイントは力任せに押し当てるのではなく、徐々に削り取っていく感じです。
突然穴が空いて体勢を崩すことがあるので、気をつけましょう。
今回の場合は、削り始めてからおよそ4分で穴があきました。
まとめ
今回はお気に入りの陶器や使っていない陶器を植木鉢に変える方法をご紹介しました。
道具があればとても簡単な作業なのでぜひチャレンジして見てください。
ただ、怪我だけはしないように注意してくださいね。
- 底穴をあけたい陶器
- ダイヤモンドホールソー
- 電動ドリル
- 水差し
- 滑りにくいクッション(タオルなど)
- マスク
- メガネ
- 手袋
- 陶器をマットの上に逆さまに置く
- ドリルはいきなり直角に当てず、斜めに当て回転させながら傷をつける
- 傷をつけることで引っ掛かる場所を作り滑らず削ることができる
- 傷がついたら徐々にドリルを起こして直角に当てる
- 水を差しながら削る
- ドリルの形に丸く傷がついたらあとは根気よく削る
- 力任せに押し当てるのではなく、徐々に削り取っていくのが大事
- 突然穴が空いて体勢を崩すことがあるので、気をつけましょう