多肉植物

パキポディウム・ゲアイー(Pachypodium geayi)の特徴・育て方

パキポディウム・ゲアイーは自生地では7m近くまで生長する大型種です。

とても丈夫で育てやすく、初心者の方でも育てやすいパキポディウムです。

今回はそんなパキポディウム・ゲアイーの特徴や育て方をご紹介します。

パキポディウム・ゲアイーの特徴

科名キョウチクトウ科
属名パキポディウム属
原産地マダガスカル
栽培難易度容易
生育タイプ夏型

鋭い棘と、葉の表面にうっすら微毛があるのがゲアイーの特徴です。

マダガスカルの南西部が原産の植物で、自生地では真っ直ぐと伸び、7m近くまで生長するパキポディウムの中でも大型種の部類です。

大きく生長したゲアイー

また、小さな株の頃は刺々しい姿をしていますが、大きく生長すると棘はなくなり全く違う雰囲気の姿へと変化していきます。

開花期には青みを帯びた美しい花を咲かせますが、大きく生長しないと開花しません。

種小名の「Geayi」は、フランス人多肉植物コレクターであるゲアイ(Geay)氏に由来しています。

和名では「亞阿相界(ああそうかい)」というユニークな名前が付けられています。

またゲアイーと瓜二つな品種にラメリーがあります。

左:ゲアイー 右:ラメリー 小さい株の頃はほぼ見分けがつかない

 

ゲアイーとラメリーの見分け方としては、ゲアイーの葉には微毛があるのに対してラメリーは微毛がなく鮮やかなグリーンの葉をしていることの2点で、しっかりと見比べないとほとんど違いは分かりません。

左がゲアイーで右がラメリー

 

パキポディウム・ゲアイーの育て方

基本的な育て方は他のパキポディウムと同様ですが、パキポディウムの中でも丈夫で育てやすい品種です。

育て方のポイントをご紹介します。

置き場所

他のパキポディウムと同様に明るい場所を好みます。

そのため基本的には屋外での管理がおすすめです。

一年を通して良く陽の当たる風通しの良い環境で管理することで健康で美しい株に生長します。

寒さには弱いので、気温が10度を下回るようになってきたら室内の陽が入る場所へ移します。

この時に、暖房の風が当たるような場所だと乾燥でやられてしまうので気をつけるようにしましょう。

水やり

生育期の4月から10月頃は用土が完全に乾いてからたっぷりと与えます。

冬になると落葉し生長が止まるので、そこから翌シーズンの成長期までは断水します。

生育期に入るとまた新芽を展開しますので、そのタイミングで水やりを再開します。

ただ、急に与えると弱る場合があるので徐々に水やりの回数を増やしていき慣れさせます。

肥料

多くの肥料は必要ありません。

生長期に薄めた液肥を与えます。

また、植え替えのタイミングで元肥としてマグアンプKなど緩効性肥料を少量混ぜ込んでおくのも良いと思います。

用土

水はけの良い土を好みます。

市販の多肉植物用の土かサボテン用の土で十分です。

そこに2割程度赤玉土を加えるとさらに水はけが良くなり、また保水性をあげることができます。

冬越し温度

マダガスカル原産のパキポディウムは寒さにはとても弱いです。

8度程度の寒さにも耐えると言われていますが、10度以上は保ち、冬場は暖かい室内で管理することをおすすめします。

まとめ

丈夫で育てやすく、初心者の方でも育てやすいパキポディウム・ゲアイーはパキポディウム入門種としておすすめです。

パキポディウム・ゲアイーまとめ
  • 丈夫で育てやすいパキポディウム
  • 明るい日向で管理する
  • 生長期は用土が完全に乾いてから、冬場は断水する
  • 肥料は少量与える
  • 用土は水はけの良い土を使用する
  • 寒さには弱いので冬場は室内で管理する