観葉植物の定番中の定番“モンステラ”の育て方や剪定方法、増やし方についてご紹介します。
モンステラはお洒落な雑貨屋やカフェには決まって置いてあるとても人気のある観葉植物です。
人気の理由は、一つ置くだけでエスニックムードたっぷりな空間に出来る上に、場所を選ばず育てる事の出来る丈夫な植物だからです。
また、モンステラはとても成長が早く、環境が良ければ目を見張る勢いで成長し、どんどん新しい葉が出てきます。
そんな時は剪定も兼ねて茎挿しをすることで簡単に増やすことも出来ますし、剪定した葉を花瓶に挿しても素敵です。
このように多くの魅力があるモンステラについてご紹介していきます。
Contents
モンステラとは
・科名:サトイモ科
・属名:モンステラ属(和名はホウライショウ属)
・原産地:熱帯アメリカ
葉は成長するとふちから葉脈にかけて切れ込みが入り、他の植物にはない独特な葉の形を楽しめる植物です。
モンステラは耐陰性もあり置き場所を選ばないので、インテリアアイテムとして、非常に優秀な観葉植物です。
日当たり・置き場所
耐陰性のある植物なので、日陰でも育てる事が出来ますが、出来れば窓辺のカーテン越しの日が当たる場所に置きましょう。
あまりにも暗い場所で育てると葉の色が悪くなり、間延びして貧弱になってしまいます。
いくら耐陰性があるとは言え、やはり明るい場所に置いた方が、活き活きとした見ごたえあるモンステラに成長します。
水やり
モンステラは多湿を好む植物です。
春から秋の生育期にかけては、土の表面が乾いたら、底から水が出るまで、たっぷりと与えて下さい。
冬場は土の表面が乾いてから1週間ほど待ち与えて下さい。
温度
熱帯地域に自生している植物なので、暑さにはとても強い植物です。
逆に日本の寒さはとても苦手なので、最低でも5℃以上は保つようにしてください。
肥料
モンステラが生育期に入る春(4月)に緩効性肥料を与え、それから秋口(9月頃)までは2ヶ月に1度ほどのペースで液肥を与えると大きく成長します。
あまり与えすぎると大きくなりすぎるので注意してください!
植え替え
成長がとても早いので定期的に植え替えを行う事が大事です。
根詰まりを起こすと、水分を吸収出来なくなり、すぐに弱ってしまいます。
病害虫対策
ハダニやカイガラムシが付きやすい植物です。
特に夏場外で育てていると付く場合が高いので、見つけたら早めに駆除してください。
剪定方法
増やし方(茎挿し)
モンステラは挿し木の一種である、”茎挿し”で増やす事が出来ます。
切る
水に浸ける
タライかバケツを用意して、切った箇所を水に浸けて水分を吸わせます。
1時間程度放置します。
土を作る
水に浸けている間に、土を作ります。
モンステラは強いので、市販の観葉植物用の土を使えば問題ありません。
土にこだわりたい!という方はモンステラは高温多湿を好むので、保水性が高い土がベターです。
鉢を用意したら、底石を入れます。
底石を入れないと通気性と水はけが悪くなるので必ず入れましょう!
液体活力素に浸ける
切った場所を、液体活力素に浸けます。
僕はいつもメネデールを使っています。
メネデールは植物が本当に見た目でわかるほど元気になるので愛用しています。
挿す
先ほど用意した鉢に切り口を下にして、バランスよく配置します。
その上から土を追加していきましょう。
これで挿し木は終わりです。
土が乾燥してきたら、その都度水を与え、水分を切らさないようにしてください。
そうすると…
まとめ
モンステラは置き場所を選らばず、基本的に水やりだけで十分に育つ、とても優秀な観葉植物です。
また成長が早く、増やす事もとても簡単!
気根を伸ばして立派な株に育てたり、剪定した葉を花瓶に挿してインテリアを楽しんだり、茎挿しにチャレンジしてみたりなど、様々な楽しみ方ができるモンステラ、とてもお勧めです!