観葉植物

ディフェンバキアの特徴・育て方・日常管理の方法

ディフェンバキアは美しい斑と、爽やかでエキゾチックな雰囲気を楽しめる人気の観葉植物です。

熱帯アメリカを中心におよそ30種類ほど存在し、小型のものから大型のものまで幅広い品種があります。

そのため、インテリアに合わせた株選びもの楽しみのひとつです。

今回はそんなディフェンバキアの特徴や育て方・日常管理の方法をご紹介します。

ディフェンバキアの特徴

科名サトイモ科
属名シロカスリソウ属
原産地熱帯アメリカ
置き場所半日陰
冬越し温度10℃以上

ディフェンバキアはポトスなどと同じサトイモ科に分類される植物で、幅広の葉に美しい斑が入る人気の観葉植物です。

名前のディフェンバキアはドイツの植物学者「ディフェンバッハ」に由来しています。

原産地は熱帯アメリカで、およそ30種ほど品種があります。

自生地では湿潤な森の中の日陰で生育しています。

大型種では2m近くまで生長し、小型種では40㎝程度とサイズも様々あります。

葉の色や斑の入り方のバリエーションが豊富で、カラーリーフとして人気があります。

NASAが発表した空気清浄効果のある植物としても知られ、タバコの煙などにも含まれているキシレンの浄化に優れています。

このように多くの魅力を持つディフェンバキアですが、葉と茎には毒(シュウ酸カルシウム)があります。

特に茎から出る白い液体を触るとかぶれたり、痺れが出るので作業する際やペットや小さなお子様がいるご家庭では置き場所に注意が必要です。

英名では英語では「Dumb Cane(ダム ケイン)口のきけない茎」と呼ばれるほどです。

ディフェンバキアの品種

  • ディフェンバキア・アモエナ

円柱状の茎で直立する大型種。

  • トロピック・スノー

 

アモエナの園芸種。

美しい乳白色や淡黄色の葉が人気。

  • コンパクタ

迷彩柄のような斑が入る小柄種。

  • カミーラ

小型で株立ちする品種。

緑の葉に淡黄色から乳白色の斑が入る。

などがあります。

同じ品種でも微妙に模様が異なることもあるので、ぜひお気に入りの株を見つけてください。

ディフェンバキアの花言葉

ディフェンバキアの花言葉は「危険な恋」です。

前述の通り、美しい植物でありがながらも毒を持つことに由来しているようです。

ディフェンバキアの育て方

少し神経質な植物ではあるものの、環境を整えると生育旺盛に新芽を出し、株立ちタイプは鉢いっぱいに生長していきます。

小型種は子株がたくさん出るので、株分けで増やすことも可能です。

では、育て方のポイントを見てきましょう。

置き場所

自生地では森の中の日陰で生育している植物なので、強い陽射しは苦手です。

耐陰性がありあまり陽の当たらない部屋でも管理することができます。

ただ、ディフェンバキア特有の美しい斑入りの葉を楽しみたいならばある程度の光に当てた方が良いでしょう。

レースのカーテンなどで遮光した光を当てると斑がしっかりと入り美しい葉を楽しめます。

暖かい時期に屋外に出す場合は、明るい日陰で管理します。

寒さにはとても弱いので、気温が低くなってきたら必ず室内に戻しましょう。

水やり

生育期である4月〜9月頃は表土がやや乾いたらたっぷりと与えます。

10月〜3月頃は表土が完全に乾いてから与えます。

水分は好みますが、過湿状態が続くと急激に弱るので水の与えすぎには注意が必要です。

年間を通して霧吹きなどで葉水をしましょう。

肥料

生育期に2ヶ月に1度のペースで錠剤タイプの緩効性肥料を与えます。

加えて水で薄めた液体肥料を10日1度ほどのペース(水やりの際に一緒に与えると良いでしょう)で与えると葉を多く繁らせ、元気に生長します。

植え替えの際は元肥を混ぜ込みます。

冬場に肥料は必要ありません。

用土

水分は好みますが、過湿状態が続くと弱ります。

そのため水はけの良い土を好みます。

また肥沃な土も好むので、基本的には市販の観葉植物用の土を使えば問題ありません。

ご自身でブレンドされる場合は、赤玉土7に腐葉土3程度を混ぜましょう。

もう少し水はけを良くしたいという場合には、軽石を加えて、赤玉土6 :腐葉土3 :軽石1などでも良いと思います。

植え替え

サイズにもよりますが、2年に1度ほどのペースでひと回り大きい鉢に植え替えを行います。

小型品種は環境が整うと多く子株を出すので、植え替えのタイミングで株分けして増やすことが可能です。

植え替えの適期は5月〜8月頃です。

冬越し温度

寒さにはとても弱く、最低でも10度はキープします。

屋外で育てている場合は、寒くなってきたら必ず室内の暖かい部屋に取り込みましょう。

年間を通して室内で管理した方が無難ではあります。

病害虫

ハダニやカイガラムシが付きやすい植物です。

風通しを良くし、葉水をして予防しましょう。

見つけたら早めに駆除します。

日常管理

伸びすぎた株は株元から10㎝程度残して切り戻します。

また、冬場寒さに当たった状態で水を与えると下葉が枯れ始め、全体的に弱ります。

暖かい場所に移し、弱った葉や傷んだ部分を切り落とします。

増やし方

ディフェンバキアは「株分け」か「挿し木」で増やすことができます。

株立ちするタイプの品種は株元に子株をつけるので、ハサミやナイフで切り取り他の鉢に植え替えます。

株元から新芽が出ている茎や伸びすぎた茎は切り取って挿し木で増やすことが可能です。

切り取った茎を水ゴケで包んで管理するか、無菌の赤玉土などに挿します。

いずれも日陰で乾かないようにして発根を待ちます。

まとめ

ディフェンバキアの特徴・育て方
  • 美しい斑を楽しめる植物
  • 小型種から大型のものまで様々な品種がある
  • 花言葉は「危険な恋」
  • 強い陽射しを嫌うので、必ず遮光する
  • 水やりは基本的に表土が乾いてから
  • 水はけよく肥沃な用土を好む
  • 寒さにはとても弱い
  • 下葉が枯れたら切り取る
  • 株分けか挿し木で増やすことができる

環境を整えれば美しい葉を年間を通して楽しむことができます。

ぜひディフェンバキアの栽培にチャレンジしてみてください。