観葉植物

観葉植物の選び方!春は観葉植物を購入する最高の季節!

観葉植物は熱帯・亜熱帯地域で自生している植物がほとんどなので、暖かくなった春(4月・5月頃)が観葉植物にとって一番元気な時期です。

今回は春に購入をお勧めする理由と購入の際の良い植物の見分け方をご紹介します。

春に購入をお勧めする理由

観葉植物はとても繊細なので、お店から自宅へと移った際の環境変化で弱ってしまう場合が多々あります。その為、環境の変化に適応出来る元気な状態時に持ち帰る事が観葉植物を一番上手に育てるポイントです。

植物店に行けば観葉植物はいつでも置いてありますが、元気に育てる為には春に購入する事をお勧めします。

観葉植物は日本の寒い気候が苦手

観葉植物は日本の寒い気候がとても苦手なので、冬になると休眠期に入り成長活動を止め、ジッと暖かくなるを待ちます。そういった時期に持ち帰ると環境の変化に耐えられず弱ってしまう事があります。

また、暖かい時期に購入した場合でも、春先は、冬越しの間に弱ってしまった株が残っている場合もあり、家に持って帰ってみたらすぐに枯れてしまったというケースも珍しくありません。

その為、上手に良い状態の株を見分ける必要があります。

冬の時期に弱った株を修復させるのは難しい

寒い時期に店頭に置いてある植物は、植物のプロが管理しているので元気な状態を保てています。前述した様に、観葉植物は環境の変化にとても弱いので、家に持ち帰ってから状態を悪くしてしまうと修復させるのはとても難しいです。

休眠期は活動を止め弱っている状態なので、手を加えてしまうとより弱ってしまう場合があります。暖かい時期であれば、大抵の場合は植え替えを行う事で元気を取り戻しますが、冬の時期はそれも出来ません。

冬の時期を避けたほうが良いというのにはこういった理由があります。

購入の際の5つのチェックポイント

それでは、春の最高の状態で観葉植物を購入する為のポイントをご紹介します。

店頭でチェックするポイントは5つです!

新芽が沢山出てきている

暖かくなると観葉植物は成長期に入り、4月・5月頃が一番元気な時期です。

植物の種類にもよるので一概には言えませんが、春にお店に訪れ、新芽があまり出ていない様だと”良い株”とは言い難いです。

せっかく観葉植物が一番元気な時期に購入するのであれば、新芽が出ている元気な株を選びましょう。

根元がしっかり張っている

根元がグラグラしていないかチェックしましょう。

元気な株は、しっかりと根を張っているの揺れる事もなく、ズシッとしていますので簡単に抜けることはありません。

弱っている株は、根に力がなくスカスカの状態なので、幹が安定せずグラグラとしています。

根元を持ち、軽く左右に振らし根がしっかりと張っているかどうかチェックしてみましょう。

葉の締り具合、大きさが揃っている

全体的に葉の状態を見て、葉の締り具合やサイズが整っているかをチェックします。

バラバラの場合は、栄養が全体に行き渡っておらず根腐れを起こしている可能性があるので、避けましょう。

葉につやがあり、綺麗な緑色をしている

GOOD

BAD

黄変していないか、枯れたりしていないか全体の葉をチェックしましょう。

生え変わりの時期でもあるので、古い葉も混じっている場合もありますが、全体的に生き生きとし、つやがあり、綺麗な緑色をしているかを確認します。

土の量

土の量が極端に少ない場合や、土が湿っているのに鉢があまりに軽い場合は根詰まりを起こしている可能性が高いので、あまりお勧め出来ません。

ただ、暖かい時期であれば植え替えが出来るので、植え替えが嫌ではないという方であれば購入しても問題はありません。冬の時期は植え替えは出来ないので、避けましょう。

まとめ

ポイント自体はとても簡単なので、購入の際は是非実践してみてください!

春の状態の良い時期に持ち帰った観葉植物はグングン成長していきますので、とても育て甲斐があります。特に観葉植物を初めて買ってみたいと思う方は、是非これからの暖かい時期に購入してみてください。