多肉植物

アガベチタノタの子株が成長したらどんな姿になる?いくつかご紹介!

本記事ではアガベの子株が大きくなった際、どんな姿になるのかご紹介していきたいと思います。

ある程度成熟した株はかかなり高価なので手が出しづらいという方もいらっしゃると思います。

また、子株から育てて栽培を楽しみたいという方もいらっしゃると思います。

ただ、子株を購入する際、大きくなったらどんな姿になるんだろうと疑問に思ったことはありませんか?

参考として親株の写真などを一緒に掲載していてくれているショップならば良いですが、あまりそういったお店は多くないと思います。

そこで今回はELBAZ FARMに今ある子株をいくつかピックアップしてそれらの株が大きくなった場合、どういった姿になるのかをそれぞれナーセリーから参考親株の写真を送ってもらいましたのでご紹介していきます。

この子株がこんな株になるんだあと楽しんでいただけると嬉しいです。

また、図鑑的に使っていただきたいなあと思っておりますので、何回かに分けてご紹介していければと思っています。

今回第一弾としてご紹介する子株は、

  • Agave titanota ‘Red Catweezle’ 紅猫
  • Agave titanota ‘Black Whale’ 黑鯨
  • Agave titanota ‘Juggernaut hybrid’
  • Agave titanota ‘Solar eclipse’ 夕映
  • Agave titanota ‘Raging flames’ 逆刺/烈焰

の5株になります。

もちろん親株がどんな株だったのか、また環境や育て方によって生長後の様子は変わってきますので、あくまで参考程度にご覧いただけると幸いです。

この記事の内容は動画でもご紹介しています。

Agave titanota ‘Red Catweezle’ 紅猫

まず最初にご紹介するのは、人気の高い‘Red Catweezle’ です。

厳つさが魅力のチタノタの中でも特に荒々しい鋸歯を纏う人気種です。

今はその人気のため数も少なく、ある程度生長した株ともなるとかなり高額になっているので、子株でお探しの方も多いと思います。

幼苗でもその存在感は抜群ですが、この‘Red Catweezle’ が生長していくと…

この画像のように厳つさが増しかなりカッコ良い姿になっていきます。

この暴力的なビジュアルはチタノタ中でも群を抜いています。

新しい棘の色は黄色から茶色、そして白色に変化していきます。

赤みがかった葉と白い鋸歯のコントラストはかなりカッコいいです。

また新葉は鮮やかなグリーンをしており、しっかりと日に当てて育てることで、レッドキャットの特徴である赤み帯びていきます。

チタノタがお好きな方であれば必ず気にいると思いますので、見かけた際はぜひ手に取ってみてください。

Agave titanota ‘Black Whale’

続いてご紹介するのは、黑鯨です。

肉厚な葉に白く厳つい鋸歯を纏うのが特徴の白鯨に対し、黒鯨はその名の通り黒い棘が特徴的なチタノタです。

今かなり人気が出てきているとてもおすすめのチタノタです。

そんな黒鯨が生長すると…

この画像のようなカッコ良い姿に生長していきます。

大きくなるにつれ、葉はより肉厚に、そしてワイドになり逆三角形のような丸みのある葉を持つようになります。

白鯨と同様に肉厚な葉を持ちならが、黒く強烈な鋸歯をつけるビジュアルはとても渋かっこいい感じがします。

全体的なフォルムもまとまりがあり、どこか上品さも感じられるチタノタだと思います。

こちらも今とてもおすすめのチタノタですので、気になる方はぜひ探してみてください。

Juggernaut hybrid (juggernaut × FO-76)

続いては少しマイナーですが、今個人的にお気に入りのチタノタジャガーノートハイブリッドです。

肉厚で丸みのある葉を多く連ねるジャガーノートとFO-76のうねる様な鋸歯がミックスされたスペシャルハイブリットです。

このような子株でもすでにムチムチしていて存在感抜群ですが、この子株が成長すると…

こんな感じになります。

葉色はアップルグリーンのような爽やかな印象で、フォルムとビジュアル共に最高の一品だと思います。

葉が展開していくとスクエア型のような独特なフォルムを形成していきますので、一般的なチタノタとは少し違う魅力があります。

あまり多く出回るようなチタノタではありませんが、気になる方はぜひ探してみてください。

Agave titanota ‘Solar eclipse’ 夕映

続いてご紹介するのは美しい黄色の斑が魅力のSolar eclipseです。

Solar eclipseの斑は季節斑と呼ばれ、常に斑が出ているわけではなく時期や環境によって
消えてしまったり、出現したりと変化します。

子株の頃はこのように扇状の形をしていますが、生長していくと…


こんな感じの株になっていきます。

ソーラーエクリプスは成長するにつれて葉を外に向かって展開し、ボール状にまとまるチタノタとは異なるロゼットのような姿をしていきます。

台湾ではcivilian of caeser と呼ばれ、人気の’Caeser’に似たビジュアルを持つようになります。

シーズンを通して様々な表情を楽しめるチタノタだと思いますので、こちらもとてもおすすめです。

Agave titanota ‘Raging flames’ 逆刺/烈焰

最後にご紹介するのはRaging flamesです。

Raging flamesという名前の通り、炎のようなフォルムになるチタノタです。

またリバーススパイン(逆刺)という名前もあるように鋸歯が通常とは異なる方向に展開していくという特徴もあります。

そんなRaging flamesが生長すると…

このような姿になっていきます。

綺麗なグリーンの葉に燃え上がる炎のようなフォルムが特徴的です。

鋸歯もしっかりと伸びていけばリバーススパインの特徴もよく分かるようになると思います。

日本ではまだあまり知られていないチタノタですが、チタノタの栽培が盛んな台湾ではかなり人気の高い種となっています。

まとめ

今回は子株が生長したらどんな姿になる?をお届けしました。

気になる株はありましたでしょうか?

また定期的に子株がどのように生長するのかの記事は上げていこうと思いますので、楽しみにお待ちいただけると幸いです。

では今回は以上になります。

最後までお読みくださりありがとうございました!