多肉植物

真夏(8月)のアガベチタノタの管理方法|置き場所や水やりなど

※この記事は2022年に書いた記事です。

今回は8月に入りましたので毎月恒例となっている今月の管理方法についてお話ししたいと思います。

7月に続き、連日暑い日が続いています。

梅雨明け時点ではそこまで例年と変わらないと思っていましたが、読みが少し甘かったです。

向こう1ヶ月の予報を見ると北日本と東日本で平年より「高く」、西日本で「平年並みか高い」予想ということです。

特に8月上旬までは西日本や東日本では、35℃以上の猛暑日になる所があるとして高温に関する気象情報が発表されています。

この厳しい暑さは人間が不快に感じるようにアガベも例年のこの時期よりもより不快に感じているはずです。

アガベは基本的に日本の蒸し暑い夏は生育を緩め耐えているので、この時期はあまりあれこれしないせずにそっとしておく方が良いのですが、今年はいつも以上に注意深く状態を観察する必要があるかなと思います。

そこで今回は、この暑い夏を乗り切るための置き場所や水やりなどの管理方法についてお話ししていきます。

もちろんぼくの環境下の話なのでそれぞれの環境で管理方法は異なってくるとは思いますが、ひとつの参考としてお聞きいただけますと幸いです。

この記事の内容は動画でもご紹介しています。

置き場所

雨が当たらないように屋根があると尚良い

基本的にチタノタは夏でも直射日光で問題ないと思っているぼくですが、さすがにこの暑さでガンガン日に当てるのは怖いので15%程度遮光して管理しています。

特にぼくの環境下は南西向きのベランダなので、昼から夕方まで日差しがかなり強いので念の為用心しています。

その環境下でチタノタ以外のアガベも置いていますが、いずれもいまのところ葉焼け、もしくは光が足りずに徒長してしまったなんてことは起こらず管理できています。

また地面がコンクリートの場合熱をかなり発しますので、直接地面に置かず棚などに置いた方が無難です。

また暑さ対策には風通しも大事なので、株同士をあまり近づけすぎす感覚をあけて風通しを意識することも大事かと思います。

風通しがあまり良くない…という場合は、大事な株を守るならば必要に応じで用意する必要もあるかと思います。

またこの時期は突然の豪雨や台風が発生することもあるので、天気予報を日々確認して、危なそうな時は室内に事前に取り込むなども大事かと思います。

水やり

では続いて水やりについてです。

例年だと4日、5日に1度ほどのペースだったと思いますが、今年は特に暑く、乾くのが早いので土の状態をみて2日、3日一度程度と少し間隔を縮めて水を与えています。

大体いつも夕方に水を与えて翌日の夜には乾いている感じなので、またその翌日の夕方に与えている感じです。

夏場は蒸れも怖いですが、それよりも今年は高温による葉焼けが怖いので株の熱を下げるという意味も込めてしっかりと水を与えています。

蒸れも土がしっかり乾いているのを確認しメリハリをつけて与えれば問題ありません。

ただあくまでこれはぼくの環境下での話ですので、水やりの頻度はご自身の環境、そして土と株の状態を見極めて与えるようにしてください。

与える時はホースのシャワーを使って株の上からガンガン与えています。

そして中途半端に与えずに鉢底からたっぷりと水が流れ出るまで与えています。

ちなみに日中に与えると鉢の中が高温になるので必ず朝か夕方に与えるようにしていください。

ただ水滴が残ってレンズ効果により葉焼けしてしまうのも気になるので、日差しが強いこの時期は日が沈む夕方に与えた方がより安心かなと思います。

その他注意したいこと

まずは肥料についてですが、冒頭でもお伝えしたようにこの時期は生長が緩慢になっているので、徒長の原因になりますので肥料は必要ありません。

また植え替えや株分け、胴切りなども生育が緩慢になっているこの時期は避けた方が無難です。

涼しくなるまで手入れというよりは維持するという意識でいた方が良いかと思います。

病害虫はカイガラムシとアザミウマが引き続き発生しやすいので予防と見つけ次第駆除が必要になります。

病気に関してはこの暑さで病原菌(炭疽病など)も動きが止まっているので特に心配はないかと思います。

まとめ

今回はアガベの8月の管理方法についてお話ししました。

冒頭でもお伝えしたようにそれぞれの環境によって管理方法は異なると思いますがこの記事が何か参考になると嬉しいです。

いずれにせよ例年と比べ厳しい暑さが続きますので、ご自身の体調はもちろんアガベもより気にかけてあげてください。