【ディソカクタス ・アマゾニクス】
株姿がダイナミックで、オブジェのようなかっこよさがあります♪
流通が少なく、珍しいジャングル性の着生サボテンです。
キンヒモサボテンもこの種と同じ属ですが、茎の形状はだいぶ異なり、ぺらぺらの平たい茎をもちます。サボテンには珍しい青紫色の花を咲かせます。
仕入れた当初、10月、11月ごろは花をたくさんつけていました!
試行錯誤の栽培日記をお届けします♪
Contents
ディソカクタス ・アマゾニクスとは
- 科名:サボテン科
- 属名:ディソカクタス属
- 原産地:アマゾン
※パナマ産は亜種パナメンシスと扱われる場合があります。
中南米に広く分布し、クジャクサボテンやリプサリスに近い着生サボテンです。
ディソカクタス ・アマゾニクスの育て方
育て方に関する情報が少ないため、基本的にはリプサリスに近い環境下で管理し、株の様子をみて調整する予定です♪
2021年1月20日
置き場所
直射日光を避けた、日当たりの良い場所で管理しています。
茎がダイナミックに四方八方に伸びているので、ハンギングにぴったりです♪
水やり
この株は、5℃以上の室内で管理しているので、月に1度程度の水やりと乾燥が気になる時の葉水をしています。
【水やりの目安】
【春・秋】表土が乾いたらたっぷり与えます。
【夏】暑さで生育が緩慢になるため、表土が乾いてからさらに数日置いて水を与えます。花やつぼみに水がかかると傷んでしまうので気を付けましょう。
【冬】休眠期に入るので、ほぼ断水します。ただし、極度の乾燥は嫌うので、月に1〜2回を目安に水を与えましょう。5℃以下になる時には完全に水を断ちます。
肥料
冬場は休眠期にあたるため、与えません。
春になったら緩効性肥料を与える予定です!
用土
仕入れた当初より、水苔栽培されていました。
着生サボテンなので、水苔栽培も可能ですが、丈夫で旺盛な生育のためには培養土が望ましいです。春になったら培養土への植え替えを予定しています。
用土はリプサリスに適した土を基本に、株の様子で配合を調整していきます。
【リプサリスに適した土】
- 排水性
- 通気性
- 保肥性
- 粒のサイズの揃った土
に優れた用土を選びます。
例)赤玉土(小粒)4:鹿沼土4:腐葉土3
植え替え
生育期である春(4月〜6月)もしくは秋(9〜10月)に行うのが望ましいです。
気温が10℃を超えるようになってきたら、植え替えの時期です。
鉢底から根が出てきているのは植え替えのサイン!
冬越し
基本的に暖かい場所で自生する植物なので、10℃以上保てる環境で管理します。
増やし方(挿し木)
リプサリスと同様、挿し木で増やすことが一般的です。
ただし、生育が遅く、繁殖も難しいと言われています。
植え替え同様、生育期である春(4月〜6月)もしくは秋(9〜10月)に行うのが望ましいです。
折れてしまっている茎があるので、試しに挿し木に挑戦します♪
挿し木の適期は春と秋ですが、10℃以上を保てる環境があればそれ以外の時期でも可能です♪
【挿し木の手順】
- 茎を節に合わせて5cmから10cmの長さにカット
- 挿し穂は半月ほど日陰で1週間から10日乾燥させる
- 乾燥させたあと、挿し木用土(赤玉土など)に挿し穂を挿して発根を待つ
- 10日ごとの水やりをして、発根を待つ
- 発根したら定植する
まとめ
インパクトのある株姿は、部屋の雰囲気をガラリと変えてくれます♪
栽培日記、随時更新する予定です!