園芸店などでよく見かけるサンセベリアは、育てやすく人気の観葉植物です。
そんなサンセベリアには多くの品種があり、見た目も雰囲気も様々です。
今回は人気のサンセベリアの中でも「King of Sansevieria」として君臨するサンセベリア・ロリダの特徴や育て方をご紹介します。
サンセベリア・ロリダの特徴
科名 | キジカクシ科(スズラン亜科) |
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属名 | サンセベリア属 |
原産地 | アフリカ(ソマリア) |
栽培難易度 | 容易 |
生長速度 | 遅い |
ロリダはキングオブサンセベリアと呼ばれ、サンセベリアの王様です。
ソマリアの乾燥した地域に生育しており、自生地では、疎林や灌木の茂みの陰で生育しているよう。
サンセベリアは筒状のものからロゼット型に展開するものなどがありますが、このロリダは扇状に展開する独特なシルエットをしています。
一般的に日本で普及しているロリダはフィールドナンバーLavranos23319と呼ばれるものです。
葉の縁には赤と白のラインが入り、とても美しい姿を楽しめます。
生長は非常に緩やかで、年月をかけて少しずつ生長して行きます。
そのため、コンパクトなものが多く室内でも管理しやすいかなと思います。
サンセベリア・ロリダの育て方
年間を通して気温の変化が少なく乾燥した地域に自生しています。
そのため、過湿と寒さを嫌います。
その点を押さえれば基本的に育てやすい植物です。
サンセベリアの詳しい育て方は別の記事にまとめています。
置き場所
基本的には風通し良く、日当たりの良い屋外を好みます。
ただ真夏の陽射しは葉焼けを起こす場合があるので、半日陰に移すか遮光します。
室内では陽が当たる窓辺がおすすめです。
その場合、蒸れを嫌うのでサーキュレーターなどで風を循環させてあげましょう。
寒さには非常に弱いので、気温が15度を下回るようになってきたら暖かい場所で管理します。
陽当たりを好むものの、耐陰性もあるので室内でも管理しやすい植物です。
水やり
乾燥に強く、ジメジメとした環境を嫌います。
生長期の春から秋は用土が乾いてからたっぷりと与えます。
少し水やりをサボっても簡単に枯れることはないほど丈夫な植物です。
冬は水を吸い上げることもないので、基本的に水やりは必要ありません。
ただし冬場でも15℃以上の気温が保てる環境で管理する場合は、生育期より回数を少なめに水を与えます。
肥料
春に緩効性肥料を与えるか、10日〜20日に一度薄めた液体肥料を与えると成長が早くなります。
植え替えの際に元肥を入れてあげると元気に育ちます。
冬越し
寒さには極端に弱いので、15度以下になったら暖かい室内で管理します。
窓付近だと冷気に当たり弱ることがあるので、少し離して置きましょう。
まとめ
以前よりも注目されることが少なくなってきましたが、ロリダは今でも人気の高いサンセベリアです。
専門店やネットで見つかりますので、気になる方はぜひチェックして見てください。
- キングオブサンセベリアと呼ばれている
- 希少品種
- ソマリアに自生している植物
- 扇状に展開する独特なシルエット
- 日本での普及種はLavranos23319
- 葉の縁には赤と白のラインが入る
- 生長はとても遅い
- 乾燥に強く、過湿を嫌う
- 寒さに弱く15度以下になったら暖かい場所に移す