植物育成LEDライト

植物育成LEDライトのみでアガベ(多肉植物)は育つのか?3ヶ月間検証!アマテラス・ツクヨミ使用

今回は植物育成LEDのみでアガベ(多肉植物)が育つのかを3ヶ月間検証してみましたのでその結果をご紹介したいと思います。

アガベを含む多肉植物を育てるならば太陽光が当たる屋外当たり前というのが定石だと思います。

加えて太陽光の下で育てるが植物とっては自然なことなので、屋外で管理するのがベストです。

とはいえ、屋外で管理するスペースがなく、また室内だと日光を確保できずアガベや塊根植物など気になるけれど、栽培を諦めている…という残念な声を多く聞きましたので、どうにか室内でも栽培できないかぼくなりに考えてみました。

植物を育てる上で大事なのが、光・水・風のバランスだとぼくは考えています。

そのため、特に日光を好む多肉植物にとって光を確保できないのは致命的です。

ただ最近、太陽光の代わりとなる優れた植物育成用LEDが多く販売されるようになり、そのライトが本当に太陽光の代わりになるのかを検証してみました。

また、育ったとしても徒長などしたら意味がないので、その点もチェックしました。

では実際に3ヶ月前の状態と現在の画像を見比べてみてどのように育ったかを一緒に確認していきたいと思います。

この記事の内容は動画でもご紹介しています。

植物育成LEDを使った検証方法

比較する前にどのような環境で検証したのかをお伝えしておきます。

置き場所ですが、ほぼ陽の当たらないテーブルで行いました。

検証に使用したテーブル(日はほぼ入らない)

期間は、2021年8月下旬から昨日の2021年12月3日までです。

※ 期間中1日12時間点灯させています。

使用したLEDは共にBARRELから発売されている植物育成用LEDライトの「AMATERASLED20W」と「TSUKUYOMILED20W」になります。

栽培した植物はアガベをメインにオベサやパキポディウムなどです。

今回ご紹介するのはその中でも3ヶ月間丸々この環境下で育てた以下のアガベになります。

Agave titanota ‘Hakugei’(アガベ チタノタ ’白鯨’)
Agave isthmensis ‘whiteleaf’(アガベ イシスメンシス 白葉)
Agave applanata ‘Cream Spike’ (アガベ クリームスパイク)
Agave victoriae-reginae ‘Himesasanoyuki’(アガベ・姫笹の雪)

設備としては、LEDの他にサーキュレーターを24時間回しています。

光の当て方としては5号サイズ以上のものは一株につき1灯、それ以下のものは1灯で複数株管理しました。

最初はアマテラスのみでしたが、アマテラスより良い波長が出るツクヨミを途中でいくつか追加しました。

照射距離は状態をみて随時変えていますが、基本的にはアマテラスとツクヨミの推奨照射距離の40cm程度の場所から当てています。

水やりは基本的に土が乾いてから行っています。

検証結果(画像比較)

では、比較画像をご紹介していきます。

※写真の日付は9月になっていますが、写真を撮った日を載せていますので、実際は8月後半からLED管理を始めています。

まずは白鯨から。

真上から比べた様子

葉数が増え、ボリュームが増した感じがお分かりいただけるでしょうか?

斜め横からみた様子

葉数が増え、棘も伸びかなりイカつく生長したと思います。

チタノタ特有の葉のムチムチ感も失われず、良い状態に仕上がっています。

写真だとちょっと色が薄く見えるかもしれませんが、実際は色味も落ちたということもなく、いまのところ問題なく生長しているかなと思います。

徒長はまったくしていません。

続いて、イシスメンシス白葉タイプです。

真上から見た様子

ちょっとわかりずらいかもしれませんが、こちらも葉を4,5枚新たに展開し、ボリュームが増しました。

横から見た様子

横から見るとそのボリューム増の様子がお分かりいただけるかなと思います。

正面

写真の撮り方が下手くそで申し訳ありませんが、正面から見るとかなら高さも出ました。

秋口から水をだいぶ切って育てたので、球状に生長し美しい姿になってきています。

こんな感じでイシスメンシスも問題なく育てられました。

続いて、クリームスパイクです。

これが一番変化がわかりやすいかなと思います。

葉を多く展開し、土の表面が見えなくなるほど葉数が増えました。

色味も写真だと薄く見えますが、変わっていません。

真上から見た様子

クリームスパイクに関してはガンガン強い光をあてることをせず、他の小さい株とまとめて照射していましたが、こちらも元気に育ってくれたかなと思います。

最後は姫笹の雪です。

真上から見た様子

もともと葉数が多いので変化がわかりにくいのですが、こちらも新たに葉をいくつか展開しました。

また笹の雪特有のペンキが濃くなったように感じます。

横から見た様子

横から見てもちょっと変化が分かりづらいですが、いずれにせよ徒長や調子を崩すことなく育てられています。

ちなみにアガベ以外にもLED管理を行った多肉植物があるので、他の植物も見ていきたいと思います。

まずはユーフォルビア・オベサ。

画像のオベサも先ほどのアガベと同様LEDのみで3ヶ月間管理した株になります。

徒長することもなく、問題なく育っています。

またしっかり花も咲かせ、自家受粉から種の採取までここで出来ました。

続いてパキポディウム。

こちらはここに置いてから2ヶ月程度経過しています。

ムチムチボディは変わることなく元気に生長しています。

室内管理のため、現在12月ですが休眠することなくいまでも葉が繁々しています。

続いてその他のアガベ。

画像のアガベはここで発根管理し、その後しっかりと根を出して生長しました。

また他のテーブルではハオルチアを育てていますが、こちらも元気です。

こんな感じで、いまのところ問題なくどの植物も育てらているかなと思います。

引き続きLED管理を続けていきますので、また半年後や一年後の様子などもご紹介できればと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今のところ全く問題なく育てられているので、室内で多肉植物を育てることに希望が持てたのではないでしょうか?

LED管理にすることで外の天候や気温などに左右されることがなく育てられるのもメリットかなと思います。

また個人的には、室内に植物を置くことでインテリアとしても楽しめるのでとても気に入っています。

ただ、LED自体が高額だったり、電気代やらサーキュレーターを用意したりなどデメリットがあるのも事実です。

LED管理のメリット・デメリットについては別の記事でご紹介していますので導入するかどうかの一つの参考にしていただけると幸いです。

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