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観葉植物はLEDライトで育てられる?メリットとデメリットも合わせて解説

観葉植物を室内で育てたいけれど…

  • 十分な日光を確保できず諦めている
  • 日照不足で徒長してしまう
  • 陽の当たる場所に都度動かすのが面倒

と思う方は多いのではないでしょうか。

最近の住宅事情では全ての人が植物に必要な日光を十分に確保することは中々難しいものです。

結論からいえば、植物育成LEDを使えば上記の悩みを解決することができます。

最近の植物育成LEDの進化は素晴らしく、育成はもちろん植物の見え方も太陽光とさほど変わりません。

また植物育成用LEDを導入することで得られるメリットは多くあります。

そこで今回は、植物育成LEDでも十分に観葉植物を育てられる理由とメリット、またデメリットを解説します。

植物育成用LEDライトとは

「人工的に造られたLEDライトが太陽光の代わりになるのか?」とまず疑問に思うのではないでしょうか。

結論から言えば、LEDライトでも太陽光の代わりとして十分に植物を育てることができます。

実際、園芸店や事業用の野菜栽培などにもLEDライトは多く使用されています。

ただ、LEDライトであれば何でも良いというわけではありません。

家庭用のLEDを選ぶ場合によく参照されるのが明るさを表す指標であるルクス(lx) ルーメン(lm)です。

※ルクス(lx)は「光に照らされた面の明るさ」つまり照らされた部分を示す単位、 ルーメン(lm)は「照明器具そのものの明るさ」つまり光の量を示す単位。

ただ、こと植物育成用LEDとなるとこの2つの明るさの単位で良し悪しを決めるのは不適切です。

ルクスやルーメンは人の目で見た時の明るさを表す単位なので、単に明るいからといって植物の光合成に良いというわけではありません。

LEDで植物を育成するには以下の2つの要素が重要になります。

それは、

  • 光量子束密度(PPFD)
  • 光合成波長

の2つです。

PPFD(光量子束密度)とは、可視光スペクトルにおいて、1秒あたり1平方メートルの対象範囲に注ぐ光子の数を示す値のことです。

例えば、屋外の快晴時のPPFDはおよそ2,000 μmol/m2・sと言われています。

植物によって最適なPPFDは異なりますが、高性能な植物育成LEDはその数値が最適化されています。

また、光合成に必要な波長が出ているかどうかも重要です。

葉緑素の吸収波長域は400700nmです。

その中でも第一に赤色(640690nm)と第二に青色(420nm470nm)が特に大事と言われています。

赤色の光は植物の伸長に必要な光で、茎を伸ばしたり面積を広げるなどの効果があります。

青色の光は植物の形態形成(葉を厚くする、幹を太くするなど)に有効な光です。

よく、野菜の栽培場などで赤紫のようなライトが使われているのはこのためです。

このように植物の育成に必要な光を生み出せるものが植物育成用LEDといえます。

こういったLEDを選ぶことで室内でも太陽光と同じような栽培が可能になります。

植物育成LEDを使うメリット

植物育成LEDでも十分に育てられるということを理解した上で、植物育成LEDを使用するメリットを解説していきたいと思います。

家庭栽培において植物育成LEDを取り入れるメリットは以下の8つです。

  1. 日照不足を解消できる
  2. 天候に左右されない
  3. 強光を必要とする植物を育てられるようになる
  4. お洒落な植物を室内に飾れるようになる
  5. ランニングコストを抑えられる
  6. 自然の空気清浄機の効果を得られる
  7. リラクゼーション効果を得られる
  8. 虫が付きにくい

それぞれ解説します。

日照不足を解消できる

冒頭でもお伝えしたように、

  • 観葉植物など植物を栽培したいけれど十分な光量を確保できずに断念している
  • 日照不足で植物がうまく育たないと悩んでいる

なんて方も多いと思います。

植物育成LEDを導入することでたとえ光が入らない暗い部屋でも植物栽培を楽しむことができるようになります。

天候や温度変化に左右されない

一年を通して室内で管理することで、一定の光量、一定の温度で管理することができるようになり、天候の変化などを気にせずに植物を育てられるようになります。

強い光を必要とする植物を育てられるようになる

今まで多肉植物をはじめとする強い光を好む植物の栽培は室内では中々難しいことでした。

太陽光に最も近い高性能なフルスペクトルLEDを選べば、室内でもアガベやコーデックスなどの多肉植物の栽培も可能になりました。

お洒落な植物を室内に飾れるようになる

インテリアの一つとして植物を取り入れたいとお考えの方も多いと思います。

観葉植物はもちろんのこと、鑑賞価値の高くかつ光量が必要な多肉植物なども室内に置くことができるのでインテリアグリーンの幅が広がります。

ランニングコストを抑えられる

LEDの消費電力は蛍光灯の半分以下と言われており、他の電球に比べてコストを抑えることができます。

そのため、連続使用しても低く電気代を抑えることができます。

またLEDライトは利用時にあまり発熱しないので、熱による植物への悪影響を防ぐことにも適しています。

自然の空気清浄機の効果を得られる

しっかりと光合成を行うことができれば、室内の二酸化炭素を吸収し、酸素を排出します。

あくまで参考値ですが、葉っぱ1平方メートルあたりで1日に10リットルの酸素を生み出すと言われています。

参照:光合成の森

二酸化炭素を酸素に変えることで、新鮮な空気を室内でも吸えるようになります。

リラクゼーション効果を得られる

樹木は「フィトンチッド」と呼ばれる香りの成分を発散しています。

このフィトンチッドは精神や自律神経の安定に効果があると言われています。

よく、森林浴をすると清々しく爽快な気分になるのはこのフィトンチッドの効果からきています。

また植物を室内に置くことでマイナスイオンが発生し、心拍の安定や血圧を下げる効果も期待できます。

ハーブなどを置けば自然の芳香剤となり、日々のストレスを緩和してくれるはずです。

虫が付きにくい

外で管理していると厄介なのが害虫の発生です。

室内であれば絶対に虫が沸かないわけではありませんが、屋外で管理するよりは遥かに害虫がつきにくくなります。

植物育成LEDを使うデメリット

ここまで観葉植物をLEDで育てるメリットをいくつかご紹介しましたが、残念ながらデメリットもあります。

発生するデメリットをいくつかお話しします。

初期費用がかかる

LEDは消費電力が低く、電気代を安く抑えることができますが、電球自体の価格は高額なものが多いです。

最近ではかなりリーズナブルな商品もいくつか出てきていますが高性能なLEDの場合は1灯で1万円を超えるようなものもあります。

電気代がかかる

ランニングコストは低く抑えられるものの、やはり電気代は上がります。

また室内で管理する場合は、温度を一定に保つためにエアコンを使用したり、空気を循環させるためにサーキュレーターを設置するなどその他の電気代が発生する場合があります。

照射範囲が限定される

植物育成LEDはスポット式のもの、スタンド式のものなどがほとんどです。

その場合、照射範囲が限定され光が満遍なく照射できないことがあります。

特に植物を多く管理している場合や大型の植物に使用する場合は充分に光を当てることができません。

光の当て方を工夫しないと光が当たらない部分は徒長してしまいます。

植物育成LEDを購入する際のポイント

今は、各メーカーから様々なタイプの植物育成用のLEDが販売されており、どれを選べば良いか分からないという方もいらっしゃると思います。

そこで植物育成LEDを選ぶ際のポイントをいくつかご紹介します。

植物育成LEDを購入する際は以下の4つを考えてみてください。

  1. どんな植物に使うか
  2. PPFD・波長はどうか
  3. 演色性と色温度はどうか
  4. インテリア性があるか

それぞれ解説します。

どんな植物に使うか

何の植物を育てたいかによって選ぶLEDは異なります。

多肉植物など強い光を好む植物に使う場合は、高性能なフルスペクトルLEDが必要になります。

逆にそこまで光量を必要としない耐陰性のある植物であれば却って光が強すぎてしまう可能性があります。

まずはどの植物に使うのかを決め、そしてその植物がどれだけ日照を必要とするのかを調べると、購入すべきLEDが見つかります。

PPFD・波長はどうか

前述したように、LEDで植物を育てる場合はPPFDと波長が重要です。

ルクスなど明るさを売りにしているLEDが多いですが、確認すべきはPPFDと波長分布です。

ただ波長分布を載せているLEDは多いですが、PPFDまで載せているLEDは少ないと思います。

そんな場合は「BBYの観葉植物 Discussion Note」さんのブログでルクスからPPFDを割り出す方法が分かりやすく記載されていますので、参考にしてみてください。

植物が感じる「明るさ」の単位 〜 PPFD とは?~

演色性と色温度はどうか

部屋に植物を飾る場合、植物の見え方も重要視したいポイントです。

光合成に適した赤や青の波長を照射するために、色が赤っぽくなるライトが多く存在します。

単に育てることを意識するのであれば気にならないと思いますが、観賞用としても楽しみたい場合は、あまりおすすめしません。

見え方を意識する場合は「演色性」を調べてみてください。

演色性とは、照明で物体を照らした時に、自然光が当たった時の色をどの程度再現しているかを示す指標のことです。

平均演色評価数(Ra)が100をマックスとして100に近ければ近いほど自然光に近い見え方になります。

また、色温度の違いも見え方はかなり変わります。

左:色温度高め 右:色温度低め

一般的に色温度が低いと赤っぽいオレンジがかった暖色系の光となり、色温度が高くなると、日中の太陽光のような白っぽい光となります。

インテリア性があるか

せっかく室内に植物を置くのであれば、ライト自体のインテリア性も気にしたいところです。

現在、吊り下げタイプやスポット、スタンドタイプなど様々なLEDがあります。

ぜひご自宅のインテリアに馴染むLEDを探してください。

おすすめの植物育成用LED

最後に、おすすめの植物育成LEDを2つご紹介します。

  • AMATERAS LED
  • TSUKUYOMI LED

ひとつ目は、BARRELから発売されている「AMATERAS(アマテラス) LED」です。

アマテラスは室内で植物を育てることに特化したLEDライトで、太陽と同格の光であることを謳っている、いわゆるフルスペクトルライトです。

その実用性の高さから多くの園芸家から高い評価を得ています。

また演色性も97と高い数値を出しています。

ふたつ目は「TSUKUYOMI(ツクヨミ) LED」で、「AMATERAS LED」の兄弟機種です。

スペックはツクヨミの方が多少上ですが、ほぼ同格です。

両者の違いは下記の記事で詳しくまとめていますので、ぜひあわせてご覧ください。

「AMATERAS(アマテラス)」と「TSUKUYOMI(ツクヨミ)」の比較レビュー今回は共にBARRELから発売されている植物育成用LEDライトの「AMATERASLED20W」と「TSUKUYOMILED20W」の比較レビューを行いたいと思います。...

まとめ

今回は観葉植物をLEDで育てられるのかについてお話ししました。

LEDで植物を育てるメリットは多くありますので、日照不足で植物が育てられないという方はぜひ植物育成LEDの導入を検討してみてください。