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美しい花を楽しめる観葉植物11種類|おすすめのポイントも合わせて解説

葉や樹形などを眺めるだけでも楽しめるのが観葉植物ですが、中には花を咲かせる性質を持つものもいます。

葉や樹形だけでなく、花も楽しめるのは魅力です。

ただ全ての植物が花を咲かせる訳ではありません。

花が咲いても気付かないものもあれば、残念ながら鑑賞価値が低いものもあります。

そこで今回は、花を咲かせる観葉植物の中から特に鑑賞価値が高く、そして比較的簡単に花が咲く植物を厳選してご紹介していきます。

様々な形状のものをご紹介しますので、ぜひ気になる植物を見つけてください。

それぞれの植物のおすすめのポイントも合わせて解説します。

ドリス
ドリス
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アデニウム

アデニウムは今人気の塊根植物の仲間です。

独特なシルエットだけでも十分魅力的な植物ですが、アデニウムは花も楽しめる植物です。

中でもオベスムという品種は、【砂漠の薔薇】と呼ばれる蛍光色の鮮やか色の花を咲かせます。

ゴツゴツとした塊根とそれに似合わない端正な花の対比は見応えがあります。

花の色は、赤やピンク、白などがあります。

塊根系の植物がお好きな方はアデニウムがおすすめです。

アンスリウム

アンスリウムは美しい鮮やかな花を咲かせる観葉植物として昔から人気がある植物です。

ただ実は花のように見える部分は、葉が変形したもので苞(変態葉)と呼ばれるものです。

仏像の後光を思わせることから仏炎苞とも呼ばれています。

園芸品種が様々あり、苞の形やサイズ、また色のバリエーションは様々あるので、お気に入りの品種を見つけるにも面白いと思います。

アナナス

アナナスは鮮やかでエキゾチックな花を楽しめる植物です。

アナナスには種類が豊富にありますが、特におすすめなのが、 熱帯アメリカ原産のグズマニア属です。

トロピカルな色が多く、 エキゾチックな 雰囲気を楽しめます。

一度咲くとグズマニアの花(花苞) は数ヶ月間咲き続けるので、長期間楽しめるのも魅力の一つです。

エピフィルム

エピフィルムは森林性サボテンと呼ばれるサボテンの仲間です。

サボテン科なので棘座(しざ)と呼ばれるトゲの土台がありますが、いわゆるサボテンのように鋭いトゲがつかずツルツルとした表面をしています。

このエピフィルムをお勧めする理由は、個性的な品種が多いからです。

姫月下美人の名を親しまれるプミラムや魚の骨のような形をしたアングリガー(フィッシュボーンカクタス)など独特なシルエットのものが多く鑑賞価値が高いです。

そんなエピフィルムはクジャクサボテンほどゴージャスな花は咲きませんがエピフィルムも甘い香りを放つ純白の花を咲かせます。

開花は夜中〜早朝と一瞬で、その一瞬に出会えた時の感動は他の植物では味わえないものです。

クラッスラ(金のなる木)

日本では、新芽のうちに5円玉を通して、生長させ抜けなくなった状態で販売していたことや、多肉質な葉が硬貨に見えることから「金のなる木」と呼ばれています。

そんなクラッスラはとても丈夫で地域によっては地植えでも育つほど強健な植物です。

開花期には、白やピンクの小さな花を咲かせます。

大鉢のものから小さなものものまで多く出回っているので、置き場所に合わせて細部を選べるのも魅力です。

カランコエ・フィフィ

多肉植物からもう1つご紹介するのは、「カランコエ」中でも珍しい匍匐(ほふく)しながら生長する品種です。

カランコエは開花期には白や黄色、赤、ピンク、オレンジなど鮮やかなものを咲かせ、形状も一重咲き・八重咲など様々な花を楽しめます。

そんな中でフィフィは小ぶりで可愛らしいベル咲のサーモンピンクの花を多く咲かせます。

ちょっと珍しい植物ですが、ハンギングにしても楽しめるおすすめな植物ですので、気になる方はぜひ探してみてください。

スパティフィラム

スパティフィラムは観葉植物の中で最も美しい花の一つとして数えられている植物です。

ちなみに先ほどご紹介したアンスリウムと同様に花に見える部分は苞と呼ばれるものです。

美しい花だけでなく、NASA公認のエコプラントとしても有名で、優れた空気清浄効果を持つ植物としても知られています。

品種も豊富で花の形状は様々あり、また栽培も容易です。

スパティフィラムの花言葉は「上品な淑女」「清らかな心」「包み込む心」などです。

清楚で上品な花言葉から贈り物としてもおすすめです。

ストレリチア

美しい花が極楽鳥に見えることから日本では「極楽鳥花」の名前で親しまれるのがストレリチアです。

花は鮮やかなオレンジ色の萼(がく)と青色の花弁(かべん)からなり、温度を保て一年を通して花を楽しむことができます。

花屋では、切り花として置かれ人気があります。

ちなみにストレリチアにはオーガスタという品種もありますが、極楽鳥花と呼ばれるのは一般的にレギナエという種です。

ハナキリン

マダガスカル原産でサボテン科の仲間のモクキリンに似ていることからハナキリンと名付けられた植物です。

茎は固く鋭いトゲを持ち、独特なシルエットが魅力的です。

このハナキリンもその株姿には似合わない小さな可愛い花(苞)を咲かせます。

そのギャップが堪らないという方が多いんじゃないかなと思います。

花(苞)の形が唇に見えることから「キスミークイック」という相性でも親しまれています。

とても丈夫で生育旺盛な植物なので観葉植物ビギナーの方にもおすすめです。

ホヤ

ホヤはツルの先端からまるで蝋細工のような美しい花を咲かせる人気の植物です。

その姿から、英名では“WAX PLANT”とも呼ばれています。

品種も豊富にあり、様々なタイプの花や葉の形を楽しめる事から、ホヤコレクターも多く存在します。

品種によって花の形状は異なりますが、最も人気が高いのが「サクララン」の名前で親しまれるカルノーサです。

他には星型の花を7つ咲かせる事からセブンスターとも呼ばれる”ベラ”。


小さい赤い花をたくさん咲かせる”デビッドクミンギー”などが人気です。

つる性の植物なので、基本的にはハンギングにするとその魅力がより引き立つ植物です。

シルクジャスミン(ゲッツキ)

シルクジャスミンは美しい花と芳香性のある花を楽しめる人気の植物です。

ジャスミンの名前がついていますが、いわゆる紅茶などに使われるモクセイ科のジャスミンとは異なる種になります。

シルクジャスミンは一年を通して、深いグリーンの葉を楽しめるだけでなく、開花期には白く小さな花を多く咲かせ、その後真っ赤な実をつけるというサイクルを繰り返します。

そのため花だけでなくシーズンを通して色々な表情を楽しめるのが魅力かなと思います。

今回は葉や樹形だけでなく、美しい花も楽しめる観葉植物を11種ご紹介しました。

まとめ

気になる植物は見つかりましたでしょうか。

今回ご紹介した植物以外にも花を楽しめる植物はありますので、また別の機会にご紹介します。